宇宙旅行
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前回のあらすじ!二宮さんが「俺が勝ったらお前は俺の師匠になれ」と挑んできた。誠心誠意ボッコボコにするつもり!以上!
一本目わたしの勝ち。二本目二宮さんの勝ち。三本目二宮さん、四本目わたし、とそれぞれ二本ずつ取った。次で決まる。
「言った割に動きが鈍いんじゃないか?」
「やけに煽るじゃん。東さんはどんな教育してんの」
「口の悪さは一体誰に似たんだかな」
「誰だろうね。」
アナウンスが五本目の開始を告げた。二宮さんは空にトリオンキューブを浮かべている。
わたしはこれまでの四戦、二丁拳銃で戦ってきた。全ては最後のための布石に過ぎない。二本取らせたのも自分の動きのパターンを相手に慣れさせるため。
「今の二宮さんはあれだ。産まれて初めて見たものを親と勘違いしちゃう雛みたい」
「その親がお前だと?」
「そう。初めて見た射手。……せっかく強くて賢いんだから、わたしなんかに拘ってる場合じゃないんだよね。もっと先を、上を見据えてもらわなくちゃ」
「勝たせてもらうよ」
右手の拳銃を突きつけた。弾は、弾速の速いアステロイド。急所に当てる必要はない、行動を制限できれば。射手は銃手より射程が長い場合が多い。二宮さんもそれは承知で、自分の有利な間を保ちながら戦っている。
グラスホッパーで距離を詰め懐に潜り込んだ。当然シールドを張られる。二宮さんのトリオン量で作られるシールドは硬い。脳とトリオン供給器官をがっちり守っているシールドを蹴り上げるようにグラスホッパーを重ねて跳んだ。上空は方向転換が効かない。二宮さんはそこを逃さずアステロイドを撃ち込もうとしている。……素直だなあ。
「アステロイド」
銃ではない、素のアステロイドを広範に降らせた。全攻撃 に、流石のシールドも削れて行く。
「?!」
「親離れの時間だ」
途中でアステロイドと混ぜておいたハウンドが二宮さんの背後から、足元から、彼を貫いた。
《二宮緊急脱出 。五本勝負終了。勝者、名字名前》
一本目わたしの勝ち。二本目二宮さんの勝ち。三本目二宮さん、四本目わたし、とそれぞれ二本ずつ取った。次で決まる。
「言った割に動きが鈍いんじゃないか?」
「やけに煽るじゃん。東さんはどんな教育してんの」
「口の悪さは一体誰に似たんだかな」
「誰だろうね。」
アナウンスが五本目の開始を告げた。二宮さんは空にトリオンキューブを浮かべている。
わたしはこれまでの四戦、二丁拳銃で戦ってきた。全ては最後のための布石に過ぎない。二本取らせたのも自分の動きのパターンを相手に慣れさせるため。
「今の二宮さんはあれだ。産まれて初めて見たものを親と勘違いしちゃう雛みたい」
「その親がお前だと?」
「そう。初めて見た射手。……せっかく強くて賢いんだから、わたしなんかに拘ってる場合じゃないんだよね。もっと先を、上を見据えてもらわなくちゃ」
「勝たせてもらうよ」
右手の拳銃を突きつけた。弾は、弾速の速いアステロイド。急所に当てる必要はない、行動を制限できれば。射手は銃手より射程が長い場合が多い。二宮さんもそれは承知で、自分の有利な間を保ちながら戦っている。
グラスホッパーで距離を詰め懐に潜り込んだ。当然シールドを張られる。二宮さんのトリオン量で作られるシールドは硬い。脳とトリオン供給器官をがっちり守っているシールドを蹴り上げるようにグラスホッパーを重ねて跳んだ。上空は方向転換が効かない。二宮さんはそこを逃さずアステロイドを撃ち込もうとしている。……素直だなあ。
「アステロイド」
銃ではない、素のアステロイドを広範に降らせた。
「?!」
「親離れの時間だ」
途中でアステロイドと混ぜておいたハウンドが二宮さんの背後から、足元から、彼を貫いた。
《二宮