「東さん！狙撃手始めたってほんと！？」
「ああ、本当だよ」
「銃いいないいな、かっこいい」
「試し撃ちしてみるか？」
「もうした！狙撃自体は悪くないけどじっとしてるのが落ち着かなくて無理」
「お前らしいよ」
東さんはたまにナチュラルに馬鹿にしてくるけど人格者だから許す。
「忍田さんと飲んでるときに冗談混じりで言った狙撃手が採用されるとはなあ」
「えっそんな感じなの」
しみじみ言う東さん。大丈夫かボーダー。しかし銃いいよなあ、かっこいいし強そうだし。
「わたしも忍田さんに銃おねだりしてみようかな」
「はは、宿題片付けてからな」
この人わたしを小学生かなんかだと思ってる？