日々の思い、雨あられ

私のグロテスク魂を呼び醒ました金字塔

2024/07/21 09:40
昨日『未来屋書店』で、実に素っ…晴らしい!作品集を一冊見付けました…✨

それは1年前位からハマり、ちょくちょく集め始めている伊藤潤二のイラスト集でした😆

ハマったキッカケは、地元のショッピングモールに入っていたビレヴァンの漫画コーナーを興味本位で軽く見ていた事から始まりました

そこのビレヴァンは、何故か漫画コーナーの一番目立つ場所この伊藤潤二漫画作品を多数此れ見よがしに沢山積んであり

これでもか❗とツッコミを入れたくなる位に推されていました🕳️

多分ここのビレヴァンのスタッフの誰かが無茶苦茶ゴリ推ししているんだろうな、と思います(笑)

まぁ、それは今は脇に置いときまして…✂️


最初初めて伊藤潤二の独特の絵タッチを見た時に感じた第一印象は

昔から有名な児童文庫の一つ『学校の怪談』の挿絵を担当されていた大ファンの楢喜八と

怖い漫画を良く描いていた楳図かずおと雰囲気が非常に酷似しているなぁ……🤔程度にしか考えていませんでした😗


一緒に見ていた弟には『何か呉葉(くれは)が好きそうな雰囲気のヤツじゃない?

妖怪風だし物凄く気持ち悪い描写多いし…好みなんじゃね?』と言ってきましたが

その時は『そうかもねー』的な感じで軽く流していました🚣


しかし❗何故かビレヴァンから出て、違う店を見ていても何故だかあの伊藤潤二の絵柄が頭から離れない……

何か気になる……、何か漫画の中身が見てみたい🔥と言う欲求に狩られ気付けば財布を片手にビレヴァンに買いに行っていました

私的には何か伊藤潤二の作品に強く呼ばれた気がしました🤔


そして予想通り見たら案の定独特な絵の雰囲気、世界観、物語の発想等に完全に虜にされてしまい

今では色々な作品の中でも群を抜いて大好きになりました🐥



上手く説明は出来ませんが、普通の人が見たら一見物凄く気持ち悪いグロテスクな絵に見えるかも知れませんが

時間を掛けて伊藤潤二の作品や漫画に触れて行くと、有り得ない位に人間心理の描写や駆け引き 

人間の妬みや恨み、怒り……兎に角、人間の汚い負の感情を描くのが素晴らしい❗😍もう見ていると清々しく爽快になります👏

絵は何だか古風では有るんですが

腐った果物が甘ったるい毒の腐臭を放っている様な……そんな危険な色香が女性の絵から特に醸し出ていて、ついつい魅了されてしまいます♥️


腸や臓物が口からゴボゴボ❗と出ていたり、目玉が腐り落ちていたり、白目剥いていて血や膿、汗、体液、腐敗した肉やらが爛れていたり

幽霊や血の玉、妖怪、顔中ニキビが出来ていて、そのニキビを潰し、その膿を誰かに噴射する…など残酷無慈悲な表現も沢山有りますが



何かハマるんですよね(笑) 

多分ですがあまり引かないのは、きっとデモナータとかの作品で感覚が麻痺してるのかもしれません🍐

デモナータは、悪魔の世界をモチーフにした児童文庫なんですが、もっと脳味噌に何百匹とゴキが群がっていたり

首が切れた切断面に何千匹のウジ虫やクモが湧いたりという描写でも慣れていますし

巨蟲列島と言う巨大な蟲達に人間がグロテスクに喰われる漫画も好んで見てるので、ある程度耐性が有るのかも知れませんね🤗

因みに私は、巨蟲列島ならば共感して味方につくなら断然蟲側です🤔

後から勝手に移り住んで来て陣地を奪い、自然や地球を食い荒らし破滅させる愚鈍な人間達等、蟲の餌になれば良いと思います🙂


そして元あるグロテスク魂を完全開花させてくれたのは紛れも無く伊藤潤二の作品達なので、私的には感謝しかありません😁

この伊藤潤二に巡り合わせてくれた事に今も感謝しています🌻🌻

今は東京で伊藤潤二展示会しているらしいんですが、私は基本都会やキラキラしたマウンティング人間がうじゃうじゃいる場所は大嫌いなので行けません😱

下町感ある賑やかな大阪であるなら、行きたかったな……悔しい❗


因みに昨日買った戦利品はこちら♥️♥️

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