Child generation.
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ついにハリーがホグワーツに入学した。
物語が動き出したのかと気を引き締めながら誰もいない廊下を歩く。
…現在私はホグワーツの日本語学の教師をダンブルドア校長先生の好意でさせてもらっている。
授業は月・水・金の放課後で、自由参加の小さなものだ。…まぁ、日本語なんて使うタイミングが無いだろうし、この学校に中国人はいても日本人は私以外いないし。
それにもかかわらず、勤勉なレイブンクロー生や変わったことが好きな人物が在籍している。
「あっ、クコ先生!
私、日本語学を受講したいんですが…!!」
駆け寄ってきたのは、グリフィンドールの秀才になるだろうハーマイオニーで、図書室から借りてきたのであろう、日本語のいろは、楽しい日本語といった本を抱えている。
ハーマイオニーの用意周到さに驚きを隠せない。
「えぇ。参加は自由だから、いつでも歓迎するわ」
「ありがとうございます、クコ先生!
私、ハーマイオニー・グレンジャーっていいます。
今日からよろしくお願いします!」
ギュッと本を抱きしめたハーマイオニーが満面の笑みを浮かべているのを眺め、ハーマイオニー経由でハリーの情報を得られそうだとひとり頷いた。
…まぁ、不定期で参加してるイタズラな双子経由でも良いんだけど。