アルコバレーノ編
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どうやらディーノはリボーンの差し金でやって来たらしい。
そしてディーノはザンザスを本気にさせる為にこう言い放った。
「ザンザスが超強いってのは、オレの思い過ごしかもな!
ツナに負けたしな!!」
「ちょ、そんな本当の事…言って良い時と悪い時があるやろ!」
ぷぷー。と笑うと、思いっきりスクアーロに頭を殴られた。痛い。
なんてアフォな事をしている間に、怒り心頭のザンザスの顔には古傷が浮かび上がっているのが見えた。
「てめーら、かっ消す!!
…ベスター!形態変化!!」
形態変化した銃のベスターを装備したザンザスが、雲雀に向けて攻撃を放ち始める。
…そして、ホテルの上部が崩壊した。
巻き込まれそうになったマーモンを捕まえ、ホテルから一時的に飛び出して…難を逃れた。
よっ。と壁の突起を掴んでいた右手に力を込めて、すっかり更地になったフロアに戻る。
どうやら私の立っていた方向には手加減をしてくれていたようで、少し破壊がマシな様子…。
――戦闘終了です!
再戦するかと思われたが、けたたましい音と共に戦闘終了の合図が告げられた。
…が、戦いたいときに戦う。と自らのボスウォッチを雲雀は破壊した。
それに煽られるようにザンザスも――
「それはアカンやつ!!」
早速壊そうとしたザンザスに向かって飛びつく。
…どうやら私と同じように行動したスクアーロとルッスーリアが、私と同じように必死にザンザスを取り押さえている。
「離せカス共!!」
が、ザンザスは大暴れして振り切ろうとする。
「え、離れて良いの?」
「…クコはそのままで」
「……う゛お゛ぉい!跳ね馬ァ!!
早くヒバリをつまみ出せェ!」
私とザンザスのやりとりに、ハッ。としたスクアーロはディーノに向かってそう叫んだ。
スクアーロの視線が私に、ボスをなんとかしてろォ!と言っていたので…マーモンのためにも、ザンザスを引き留めておくためにそのまま抱きついていると…何故かスクアーロとルッスーリアがザンザスから離れて、起き上がったザンザスは…私の腰に手を回した。
…なんか、ザンザスの機嫌がよさそうで何よりです。