アルコバレーノ編
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二日目の戦闘は、ホテルにやって来た雲雀と風のペアが相手だった。
多分同じホテルに泊まってるディーノ目当てで来たんだろうけど…運が悪かったのか、良かったのか。
「ここはまるでサバンナだ。
…あれ?ボスザルがいないね」
「う゛お゛ぉい!ヒバリィ…」
「笑わせるじゃん」
「サバンナって…笑ってまうやん!」
キョロキョロっと私達を見回した雲雀が、ザンザスが居ないことに首を傾げて言った発言に、スクアーロもベルもイラッとした様子で言い返していたが…それよりも私は、サバンナ発言に笑ってしまった。
でもボスザルって言ったら、サバンナっていうよりも動物園じゃん。と一人で笑っていると…スクアーロに可愛そうなものを見るような目で見られてしまった。
なんだかんだで、最初は1対5で戦闘が始まった。
私は援護がメインなので…後方に回り支援する…が、私の銃弾は躱され、見えない拳圧で防がれる。
…このままではちょっとヤバいかもしれない。レヴィやルッスーリアが倒れるのを見ながら、額を伝う汗をぬぐった。
しかも、ベルのウォッチも破壊されて…残るのは私とスクアーロだけになった。…あ、ザンザスもか。
戦い開始直後に呪いを解除してもらった風によって…私達は押されていた。
「二人まとめて三枚ずつ六枚におろしてやる!」
だが、血気盛んなスクアーロがニヤリと笑って…剣を構え直した瞬間ザンザスが登場した。
…何故か鍋を持って。
登場した時にスクアーロに投げつけた餅…ルッスーリアが作りすぎて置いておいたお汁粉でも食べてたのかな?
私はルッスーリアに、中身は餅じゃ無くて、すいとんがいいって言ったのに無視されたヤツ…。
それにしても鍋持ってるザンザスとか…シュール。