未来編
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初代から受け取り、水を得た魚のように強くなったツナは白蘭の背中の羽をもいだが、それでも白蘭は止まらなかった。
ますます激化する戦いの中、ユニが自信の炎全部を使って本格的にアルコバレーノを復活させ始めた。…だけど、あの場所は危ない。
どうにかして球体の炎を破るために…バジルの雨イルカに全ての匣兵器の炎を終結させる、という事が決定した。
私も、相棒のルビーの炎を雨イルカに注ぐ。
巨大な力の炎を纏ったイルカとバジルが、球体に攻撃をいれたが…少しの隙間しか作れなかった。
その隙間にγが飛び込んで…そしてユニとともに消えた。
ユニの死に怒った白蘭と、悲しんだツナはお互いに最大の技を繰り出し…ツナが生き残った。
さぁ、驚異は去った。…残る残党を蹴散らす。
まずは手頃な場所にいた桔梗を、やる。
「もうこれ以上の犠牲者はいらないよ!」
地面に倒れた桔梗に気がついたツナが慌てた様子で、止めに入るが…それを聞き入れれないほど、彼らは殺しすぎた。
レヴィが桔梗を怪物呼ばわりしたが、それを否定するように入江が、元は一般人だった。と庇護?するように言った。
「我々は世が世なら、各分野で天下を取った人間だ!
だがこの世界では、下らぬ不運によりそれは叶わなかった…。
白蘭様は、そんな我々の憤りを力に変えて下さったのだ!」
「黙れ」
無駄な言い訳に我慢できなくなった様子のザンザスが桔梗の頭を吹き飛ばした。…とんだスプラッタだが、すばやくルッスーリアの炎で命はつながれた。
世が世なら…?不運…?そんなものを打ち砕き乗り越えれなかったのなら、所詮その程度の人間。…不運を嘆くより、その不運を退けるべきだったのに。
「本当に…勝った意味があったのかな…?」
「大ありに決まってんだろ、コラ!」
疲労で地面に座り込んだツナの呟きに答えるコロネロの声と共に、突然おしゃぶりが光り出して…アルコバレーノが復活した。
それによってマーレリングによって引き起こされた出来事は、過去・未来を問わずなかったことになる。と風が説明してくれた。
…つまり、今ここにいる私も消えるのだろうか?よくわからない。
そして、平和になったツナ達からしたら未来の今から、過去へとツナ達は戻った。
最後の挨拶はしたかったけど、過去のボンゴレとはほとんど面識もないから…やめておいた。…スクアーロは山本に言わないと気が済まねぇ事がある!とか言ってたから過去の山本に最後の別れをしているんだろうけど。
こうして、過去のボンゴレは過去帰り、未来のボンゴレが未来に戻ってきた。
…今回の件の後処理やその他諸々で、まだまだ忙しい日々が続きそうだ。