未来編
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ジリジリとエネルギーを吸収され、攻撃も当たらず…打つ手がなく攻撃を躱すだけしか出来ないまま時間だけが過ぎた頃、獄寺と笹川のピンチを森から現れた山本が救った。
山本は、スクアーロとディーノも一緒に連れてきた。
「おせぇぞ、カスが!」
「…ぐっ。すまねぇなあ!!」
そしてスクアーロはザンザスに怒られていた。
「まってたのよー」
「おのれ、生きておったか…」
「超がっかり」
「よかった、無事やったんやね!」
「約2名、本気で隊長の生存を本気で残念がってますー」
スクアーロの無事を皆で確認でき、皆で喜びの声を上げて一安心する。…これでヴァリアー勢揃いだ。
なんて安心している間に、敵は現れたときと同じような音を放ちはじめた。
「…吸収した炎エネルギーを使い、再び遠くへ移動する可能性があります」
苦渋の表情をした骸の説明を聞いて理解は出来ても、止める手段がない。
「それはさせない!」
どうしようも出来ず、迷っていると…ツナが素早い速度で飛んできた。そしてそのまま、死ぬ気の零地点突破改で相手の死ぬ気を、逆に吸収しはじめた。
…そして、敵…GHOSTは吸い込まれ消えた。
でも、吸収したはずのエネルギーはツナに行っていない様子で、ツナの炎の大きさはさっきと同じまま。…敵のエネルギーはどこへ行った?
「すごい、すごい!
GHOSTを倒しちゃうなんてさ」
嬉しそうに笑う白蘭が突如上空に出現した。…余裕そうな白蘭に、なにか裏があったことを確信する。
ジッと白蘭を見上げ、その台詞を聞く。
「骸君にザンザス君。
かつて君の命を消そうとした者を従えているなんて…正気の沙汰じゃない」
「おいカス。
言っておくが、俺は沢田に…従っちゃいねぇ」
それ言葉にイラッとした様子でザンザスは勝手に攻撃をし、それに同調するかのように骸も、心外です。と攻撃を仕掛けた。
私的には、確かに殺し合いをした連中と一緒に戦うなんて、肝が据わってるというか…アレだなと思うけど。
「そっかー。
ゴメン、ゴメン。
死ぬ気の炎をほとんど吸われたんだからね…みんなガス欠だよね」
かなりの威力の技を2つも受けたはずの白蘭は、変わらず笑いながら上空に佇んでいる。…たしかにガス欠とはいえ、強力なものだったことには違いないハズ。なのに無傷、だなんて。
「お前達はさがっていろ。
こいつの相手はオレだ!」
強気の表情のツナがそう宣言した。