未来編
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ザンザスに報告したところ、全員で打って出る。とのことなので…幹部全員集めて、日本へ飛んだ。
とはいっても、ツナがどこにいるのか探すのに手間取ったが…ドンパチ戦闘を繰り広げてくれていたお陰で居場所を特定する事ができた。
戦場に匣を開匣した状態で駆けつけた頃には、獄寺やラル・ミルチ、γが倒れていて…今まさに攻撃を受けるところだった。
そこに素早くレヴィの電気エイが滑り込み、ガードした。
…γは敵だった気がするが、この様子だと現在は味方っぽいので一緒に助けておく。
とりあえず、一番重傷?のラルはレヴィが担ぎ上げたので、獄寺に駆け寄り…ベルと共に肩を貸して起き上がらせる。
γはルッスーリアが嬉々として肩を貸していた。
「雁首そろってんじゃねぇか…ドカス共」
「…ザンザス!」
仁王立ちで誰にも手を貸す訳がないザンザスがそう言い放つと、唯一意識が残っていた獄寺が驚きの声を上げる。
「沢田に伝えろ、ボンゴレ9代目直属 独立暗殺部隊ヴァリアーは――ボンゴレの旗の下、ボンゴレリングを所持する者共を援護する!」
「…俺たちを、助けに!?」
「しししっ、情けねぇの。
それでも嵐の守護者かよ」
ザンザスの声に喜びを滲ませた獄寺に、容赦なくベルが笑いながら貸していた手を離した。…すると、私の肩に獄寺の全体重がのしかかってくるわけで。
「ぃでっ。…ナイフ野郎!」
「ちょっと、ベル!
急に離さんといてよ…!」
私と獄寺は尻餅をついた。
とりあえずベルは、ごめんごめん。と謝ってくれたが、しししっ。と笑いながらだったことは…しっかり覚えておこうと思う。