指輪争奪戦
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そして気がつけばボンゴレリング争奪戦初日。
ザンザスに見に来いと呼び出されて、並盛中学校にやって来た。
一応、隊服?は着用している…が、相手方にはリボーン以外知り合いはいないので、誰だろうと言う目で見られている。
…まぁ、気にしないけど。
眩しい光を放つ舞台を、持ってきていた遮光ゴーグル越しに見ていた。
結果はルッスーリアの負けで、ゴーラモスカに始末された。
次の試合は、雷。
…明日は見に来なくても良いかなー?
というわけで、翌々日。今日は嵐の守護者の試合だそうです。
「今日はベルかー、まぁ適当に頑張れ?
って、どこ触っとんじゃワレぇ!」
やべー、ちょっと遅刻した!と小走りでやってくるとタイミングが良かったのか、悪かったのか…シャマルに胸を掴まれた。
ので…腹部に肘鉄を入れてから胸ぐらを掴んで腰の拳銃を空いた手で握りシャマルの顎に下から当てる。
「う゛お゛ぉい!何やってんだァ、クコ!!」
「あ、スクアーロ。
何って…鉄拳制裁?」
「そっちじゃ無くて昨日来なかったことだ」
「あぁそっちな。
…んー、雷戦に興味なかったからかな!」
「お前なぁ…昨日はザンザスが来たんだぞ!?」
「へぇ、そうなん?」
そうなん?じゃなくて!!とガミガミ怒るスクアーロを無視して観客席に移動する。
…どうやら昨日行ったのに来なかったからザンザスがプンプンしてるらしい。
いや、私休暇中なんだけどね。
安全な位置から試合を見終わった。なんとかベルが勝ったらしい。
次は雨の試合と決まり、帰ろうとしていた矢先…夜の校舎に雲雀が現れた。
「お、雲雀やんか!
お邪魔してるよー」
「…あなたか」
「えぇー!
あの人ヒバリさんと知り合いなのー!?」
「…なに、あなたが代わりに戦ってくれるの?」
「ソレは無い」
「言い切った-!!?」
ツナのツッコミをBGMに雲雀と戦うのを拒否している間に…薄情なスクアーロ達は帰って行った。私を置いて。
ついでに興味を無くした様子の雲雀も勝手に帰って行った。
「…ディーノさん!」
「ヴァリアーと入れ違いにって、クコ!?
なんでいるんだ!?」
「えぇ!?ディーノさんとも知り合いなの、この人!!」
やって来たディーノとツナが驚いたのを横目に帰ることにする。
だって、面倒なことになりそうだし…全てはディーノに丸投げすることにしよう。
「じゃ、私帰るから。
後よろしくな、ディーノ」
え、ちょ…待てー!というディーノの声を聞かなかったことにして、そっと窓から飛び降りた。