日常編
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
推し、推しが居る…。ちびっ子になった推しが…。
ハッ、そう言えばバズーカの故障で小さくなる話があったな!忘れていたとは…迂闊!!
そしてご都合展開に感謝しかない!!ありがとう推し!そして運命の女神さまっ!!
「ご、獄寺くん…?その、どうした??」
「チッ、おにぎり女か。
見たら分かるだろ!!」
「分からないから聞いてるんだが?
あー。良く分からないけど、その姿だと大変だろ??
今日は親居ないし、晩御飯と寝床くらいは貸せるから泊まっていけよ」
「ハッ!なんでお前と!!」
「もう夕方だし、その姿じゃ晩飯もろくに準備できないだろ?」
とか何とか言いつつ、ちびっ子獄寺を抱き上げてコッソリ頬ずりしながら自宅へと素早く連れ帰った。
家に付く頃にはすっかり大人しくなった、ちびっ子獄寺をリビングの椅子の上に下ろし、晩御飯は野菜炒めとご飯ね。と有無を言わさず言いつけ、台所に立つ。適当にあった野菜を適当に切り、適当に塩こしょうで味付けして完成だ。ご飯は早炊きでもうすぐ出来る。
「獄寺君、私の部屋で寝るのと、ここのソファーで寝るのどっちが良い?」
「はぁ!?ソファーに決まってるだろ!!?」
「だよね」
キョロキョロと落ち着かなさそうに視線を彷徨わせてる獄寺隼人に問いかけると、秒で返ってきたので秒で返すと少し困惑した表情で押し黙った。…しまった、返事が早すぎたか??と思ったが、米が炊きあがったので、炊飯器を開けて米を茶碗によそい、野菜炒めと共に目の前に置く。大丈夫だとは思うが念のため、来客用の箸とフォークとスプーンを出しておく。
「どうぞ、たべれば?」
「あぁ…いただきます」
目の前に座って促すと、ようやく食べてくれたので、安心して…いや内心ドキドキしっぱなしだけど!…私も食べられる。
うん、マズくはないな。
ご飯を済ました後、私だけ風呂に入って…ちびっ子獄寺くんは服がないから我慢して貰うことにした。…毛布を渡して私は早々に部屋に引き上げた。
翌朝リビングに行くと、キッチリ折りたたまれた毛布と、元に戻ったので家に帰る。というメモだけが残されて、獄寺隼人の姿はなかった。