日常編
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なんか昨日、牛の着ぐるみのちびっ子…つーか、ランボじゃねぇかよ!が、学校に侵入してお漏らしして帰った。私は子供が嫌いというわけではないけれど、凄く好きでもないし、面倒臭いことこの上ない。ので、これからも関わらずに平和に生きます。推しだけを見て過ごしたいので。
と思ってたんですけどぉ!!
「うわぁあああああん!!」
廊下で泣き叫ぶランボとエンカウントしました。まて、いつの間にこの並盛中学校にポップアップした??そして目が合っちまったぞ、おい。
「…はぁ――。
君、名前は?」
「ランボさんはね、ランボさんなんだぞ!」
意味ワカンネ。
「ランボくんね。
お名前言えて凄いねぇー!
ところでランボ君は何処へ行こうとしてたのかな~?」
「ランボさんはねー、綱吉の所に行くんだー!!」
ですよね。沢田くんorリボーンの二択ですよね。知ってる。
「そうなんだぁー。
実はお姉さんもね、沢田くんに用事があったの~。
一緒に沢田くんの所に行こっか~??」
「うん!だっこ!!」
「無理」
暴れ狂うランボを丸め込んで、私のスカートを掴ませて隣を歩かせることに成功した。こう見えても子供をその気にさせるなんて朝飯前のお茶漬けサラサラ~である。知らんけど。
さて、問題の沢田くんだけど…何処だろうか?とヒョイとグラウンドを覗いてみると、推し!の獄寺隼人と沢田君&山本君。推し!に自ら近付くのは恐れ多いが、用事あってのことなので、我慢して近付くことにする。
「ランボさん、登場――!」
近付くやいなや、ランボが沢田くんに気がついたらしく、ダッシュで近づき、窓枠を乗り越えて突進していった。いやぁ、元気で何より。そう思ってランボが乗り越えた窓枠から3つ離れた窓を開けて、そこからランボ達を見学することにした。
が、早速獄寺隼人がブチ切れ、ランボは泣き叫び…吃驚する勢いで私に飛びついてきた。止めてくれ、鼻水がブラウスに付く!!
「え、雨草さん?」
私に気がついた沢田くんが近付いてきたので、ランボを押しつけようと掴むが…離れない!
「雨草も参戦だな」
ニッ。と不適に笑う赤ん坊が、私が顔を出している窓枠に乗っかり、グッとサムズアップする。ははーん?嫌な予感しかしないぞ??