Secondo giorno.
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どこからか飛んできた空き缶が頭にぶつかって記憶を取り戻したわけですが。…何で記憶をなくしたのか、ちゃんと思い出したわけです。
でもまさか…遊園地に行けるのが嬉しくて、丁度二階で歩いているが見えたザンザスに言いに行こうと階段を駆け上ってたら踏み外すとか…恥ずかしすぎる。
「それじゃあ、クコちゃんの記憶も戻ったみたいだし…詳しい話、聞かせてくれるわよね?」
広場についてお弁当を広げて座った時、ルッスーリアが私の腕をガッシリ掴んで…正直に答えるまで離さないわよ。と脅かしてきた。
「…えっと、頭ぶつけて今世の記憶がポーンしてた」
「今世の記憶ってことは、前世の記憶があるのかい?」
えへへ。と誤魔化すように笑いながら言うと、まだ大きいままのマーモンが興味を示し、六道骸みたいに輪廻をめぐったの?と聞いてきた。
「残念ながら地獄とかに言った記憶はないかな…?」
「んなことよりさ、死因は?」
思い返しても、突然生まれたところからやり直したという記憶しか無いので正直に告げると、そんなことより!とベルが会話に割り込んできた。
…私の死因。
「私、死んだ記憶ない」
「ないのかァ?」
「全くない」
じゃあなんで転生したんだよ。と言うスクアーロに、逆にこっちが知りたいわ!と怒鳴り返しながら、ルッスーリアお手製のサンドイッチを頬張った。