ミスティー島
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「もうすぐ春島、ミスティー島につく」
久しぶりの刺身に舌鼓をうっていると、唐突にローが告げた。
なぜ直前のタイミングで私に伝えてきたのか、疑問はあるがとにかくご飯を頬張り…首を傾げて続きを促す。
「…付いたらすぐに上陸、すぐに街で買い物予定だ。
食べ終わったら準備して待っておけよ」
「了解」
この時代?では初めての島ということで、期待に胸膨らませて頷けば…ローは用事があるのか食堂から出て行った。
過去ではローの病気を無駄に怖がる人ばかりで、良い扱いを全くされなかったので…今回はきっと正当というか、まともな感じで島を楽しめるだろう。
いや、もしかしたら王下七武海ということで良い扱いを受けるかもしれない…?
想像はつきないが、とにかく今は上陸準備のために一旦与えられた部屋に戻った。
とりあえず船員の皆さんからもらったお小遣いを貯めていたので、それを引っ張り出して鞄に詰める。
服は、数少ない女性船員の方から頂いた黒のツナギを着ている。
とはいっても、サイズがデカいので、袖をウエストに巻き付け、ズボンの裾をロールアップして着用。
そして何故か与えられた…ローの古着っぽいハートの海賊団の海賊旗のロゴが入ったパーカーを着ている。そのパーカーもぶかぶかでデカいので、裾を捲り上げているが…首元が少し空いていて、意外と風通しがいい。
…うむ、買い物の際は服を買おう。サイズのあったヤツを。
一人頷いた頃、なにやら外が騒がしくなったので、ドアを開けてみると…島に着いたぞー!や、上陸だ!と口々に言い合っているのが聞こえた。
ついに…えっと、…??、ナントカ島に到着したのだ!