徒然なるままに
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学校入学して数日…ついに、登校中にイズ君を発見した!
「イズ君!」
嬉しさのあまり勢い良く近付いてイズ君の肩を叩くと、驚いたようで飛び上がってから振り向いた。
「ふぁっ!…クコちゃん!?
なんでこんな所にいるの、ってその制服は雄英!」
「まぁ、普通科なんだけどね。
イズ君はヒーロー?」
驚いてワタワタしているイズ君を、可愛いなぁ。と思いながら落ち着くのを待っていると、ようやく落ち着いたイズ君が、でも本当に久しぶりだね。元気そうで良かった。と笑ってくれた。
それに私も笑いかえしながら、イズ君もね。と言って、学校に遅れちゃうから一緒に行こう。と促して歩き始める。
歩きながら、お互いの近況を話し合っていると…イズ君が、かっちゃんも同じクラスなんだ。今度遊びにおいでよ。と言った瞬間、あぁ?とすぐ前から声が聞こえた。
「…かっちゃん」
「んだよ、なんか用かよ」
「おぉう、まさかご本人が目の前にいたとは…」
その声の主は話題の勝己で…振り向いたかと思うと、あぁ?クコじゃねぇか。とナチュラルに私の隣に並んで歩き始めた。
まぁ、向かう先は同じだし、全然いいんだけども。…それより私の名前を覚えてくれていたことに感動した。
「なんで雄英の制服着てんだよ、お前」
相変わらずの目付きの悪さに苦笑しつつ、雄英に通ってるから着てるに決まってるでしょ。と言い返す。
…このやりとりも随分久しぶりで、ちょっと嬉しくなった。