Dust Box
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いつの間にか個性を手に入れた弟は、楽しい学校生活を送っているようだ。…ただし、相も変わらず幼馴染みの爆豪勝己との仲は壊滅的みたいだけど。
「隣、お邪魔しまーす」
「あ゙?勝手に座るなや!」
「だが断る。
そして食べ終わるまで絶対に立たない」
お昼を食べに食堂に向かうと、偶然見かけた勝己の隣がこれまた偶然空いていたのでトレー片手に勝手に座り込んだ。
勝己の友達?に今更ながら、食事中にごめんねー。と声をかけると、本当にな!と何故か勝己が勝手に返事した。
「あー、それは別にいいんだけどよ…誰だ?」
「自己紹介がまだだったね!
私は緑谷出久の姉、緑谷クコ。
弟がいつもお世話になってまーす」
「言われてみりゃ、そっくりだな…目元とか髪色とか」
勝己の友達?と自己紹介し合い、和気藹々とお喋りしていると…突然勝己が机を叩いた。
「なに仲良くなってんだよ、クソアマ!」
「おい、爆豪…急にどうしたんだ?」
そして私に突然ガンつけ始めた。…まぁ、いつものことなので勝己の頭を鷲掴みにして自分から引き離す。
「…またカルシウム不足?」
「あ゙あ゙?ふざけたこと言ってんじゃねぇぞ!」
「はいはい」