𝖲𝗎𝗇 𝖬𝗈𝗈𝗇
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宿泊チケット"なるものを、とあるルートから入手した。
…ので、毎日暇そうにベンチで寛いでいるナツキを誘って常夏の島・アローラ地方アーカラ島のカンタイシティへと船でやってきた。
町から少し外れたところにハノハノリゾートホテルがあるのだ!
「着いたね、カンタイシティ!」
さっきまで野生のキャモメに餌をあげていて汚れた手をハンカチで拭いながら、タラップを降りる。
すでにテンションMAXの私と対照的に、どこか顔色の悪いナツキはふらつきながら地面に降り立った。
青い空、白い雲…まさにバカンス日和である。
「暑い…」
もはやHPが0な様子のナツキは、いつもの黒いシャツの袖捲り上げて…やっぱりぐったりしている。
というか、その恰好は夏でもキツイが…この島はもっとキツイと思う。
「せっかくのバカンスなのに、なんでいつものエリートトレーナー服なの?
いっそコッチのトレーナー服でも貰いに行く?」
「あぁ…後でな…」
すっかり憔悴しきっている様子のナツキを見て、さっさとホテルに向かうことにする。
ポンとトリミアンをモンスターボールから出して、キョロキョロと周りを見渡しながらもナツキの腕を引っ張りながら歩く。
道行く人は、まったりと歩いていて…南国を感じられた。
ホテルに行ったら、ナツキを置いてトレーナー服を入手して…さっき見かけたブティックにも寄って…あぁ、行きたいところが沢山!
でも、焦らない。なんてったって、バカンスは始まったばかりなのだから!