アズカバンの囚人
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夏休み最終日、漏れ鍋でハリーやハーマイオニーと再会した。
まぁそんなことはどうでもよくって、今ホグワーツの必要の部屋でトムと会議中です。
…議題は"ハリーポッターという小説がある件について"である。
「ふぅん、それが違和感の正体か」
詳しく教えなよ。と私が想像していたより随分あっさりと納得して詳しい説明を求めてきた。
…ので、忘れないように事前に書き留めていたノートをトムに渡した。
内容は、前世の私についてと、大ざっぱに時系列に並べてあるハリーが経験するであろう出来事メモである。
…そして足を組んで読んでいたトムは、なるほどね。と頷いた。
「つまり今年は、シリウス・ブラックと吸魂鬼がやってくる。
…そして、2年後ブラックは死ぬ。」
「まぁ、そんな感じ」
凄く軽い感じで、どうせ人間、いつか死ぬ。と言い放ち、私にメモを渡した。
…確かにそうなんだけど、不死を追い求めて分霊箱に魂分けて入れちゃって、その分けられた魂の一部なトムさんに言われたくない気もするんですが。
「…あまり気にせず、出来るときに出来ることをしたら?」
悩んでいた私の頭を優しく撫でて、トムはヘアピンに消えた。
確かに悩んでみても、私の頭脳じゃ改善策なんて思いつかないし、思いつけても実行できる能力や度胸がないと思う。
…トムの言うとおり気にせず、思い立ったら行動!ってことにしよう、日記終了!