秘密の部屋
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リドル氏と日記で交流しながら、鬱陶しいロックハートを良い感じに追い払う方法を聞いたりしてたそんなある日。
「やぁ、ジニー」
突然リドルが実体化して目の前に…ってここ女子寮なんですが。
「えっと、トム?」
「…リドルって呼んでくれって言わなかったっけ?」
ムスッとした表情のリドルをそっと無視して、ここ女子寮だよ?と告げると、知ってるけど?とムスッとした表情のまま返事が返ってきた。
知ってるならなぜ出てきた?同室の子が帰ってきたら困るでしょ。
「女子寮だから、トムがいると私が困るんですけど」
「…そうだね、場所を移動しよう」
そう言って日記に戻ったので、日記を開くと『あったりなかったり部屋に行こう』と文字が浮かび上がったと思うと、手書きの地図も浮き出てきた。
地図をジッと見つめていると、一か所に赤い丸が浮かび上がった。
『ここがその部屋の場所。
この部屋に入るには、どんな部屋が欲しいか思い浮かべながら廊下を往復しなくてはならない』
つらつらと部屋について教えてくれるリドルに適当に相槌を打ちつつ、その部屋の前の廊下に移動して部屋が欲しいと考えつつウロウロしていると現れたので部屋に入る。
居心地のよさそうな空間…というか、畳に炬燵という和風の空間だった。
驚いている間に、私の持っている本からリドルが実体化して畳に足をつけ…
「あー!土足禁止だから靴脱いで!!」
思わずリドルの足元を指さしながら叫ぶと、リドルはキョトンとした表情をしながらも靴を脱いでくれた。
私も靴を脱いで畳に上がるとイグサのいい香りがして、やっぱり畳最高だなと再認識しました。
そのあと、リドルからロックハートをあしらうための魔法を教わったりと充実した時間になったけど…とりあえずリドルと仲良くなれた気がします。
あれ、でも私って最終的にリドルに操られて殺されかけるんじゃ…考えないでおこう。
今日はここまで、日記終わり!