秘密の部屋
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時々来る兄(主にロンとか、ロンとか…たまに双子とか)からの手紙には、頻繁に今日ハリーがこんなことをしでかした!とかが綴られていて、興味もないのにハリーに詳しくなってしまった。
今年入学なので入学準備の為にダイアゴン横丁で家族全員で買い物しているわけですが…本屋でいい歳した母がロックハートにキャーキャー言ったり、いい歳した父が喧嘩をはじめたり、こっそりトムの日記が紛れ込まされたりと一日でぐったり。
ホグワーツに向かう汽車にハリーもロンも乗れなくて賑やかに車で登場したり、ロンが吠えメールをもらったり(心の中で爆笑した)してる間に数日たって、トムの日記の存在今思い出した。
マジすまんかった。反省は…多分してる。
とりあえず何を書くか考えてみる。
『こんにちは』
いや、ただの日記というかノートの一番初めが、こんにちは。とか怪しまれる…。
必死に考えて、考えて…眠くなったので寝てから思いついた話を書き始める。
『むかーしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんとおばあさんはビックリするくらいアレで、困っていました。
それはともかく、おじいさんは意気揚々と山へ遊びに、おばあさんは何となく川へ出かけました。
二人はまだ、襲いかかるアレがコレするのを知らなかったのです…。』
みたいな感じで、なんちゃって昔話をお茶を濁しながらゆるっと書いてみると、意味がわからないとツッコミを入れながらも丁寧な言い回しでトムが返事をくれた。
そんなこんなで、日記トムとお知り合いになったのです。
いやぁ、まさかトムさんがツッコミしてくれるとは思わなかった。
今後が楽しみである、日記終了!