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待ちぼうけの公園で…

幸「ねぇ、今度は絶対約束守ってよね!」


蒸し暑い夏の公園に、幸の大声が響きわたる


準『はいはい、w』


幸の差し出した小指に、準も笑いながら小指を絡ませ指切り


今日は二人で水族館に行く約束だったが、準が寝坊してしまい行けなくなってしまった


(はぁ…せっかくお洒落したのに…)


幸は俯き、大きな溜め息をする


準『ごめんね、次は絶対寝坊しないから…』


幸「ハァ~!?その台詞何回目?」


準は寝坊の常習犯だ


今までのデートも、準の寝坊のせいで9割近く中止になった


幸「私が準にどんだけ待たされたと思ってるの!?」


準『ごめん…』


準は俯き、反省しているようだ


(まぁ、準も反省してるみたいだしね)


幸「もういいよ」


幸は、俯く準の頭を優しく撫でた


準『次のデートは、絶対寝坊しないから!』


幸「約束だからね!」


もう一度、硬く握って指切りをした
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