PLEDGE
麗華『ねぇ御幸、今日はラーメン食べたい』
あたしは今、麗華とスーパーで夕飯の買い出しをしている
麗華『ねぇ御幸ってばー!ラーメン!食べたい!』
御幸「あーもうわかったわよラーメンね」
麗華『わーいありがとうっ☆』
子供のようにはしゃぐ麗華を見てるとなんだか癒されるような…
ってダメダメ、好きになっちゃいけないんだ
もうあたしは、傷付きたくない
一線は越えちゃいけない
ラーメンを抱えて喜んでる麗華を見ながらそう思った
でもなにか違う……
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
御幸「麗華ー!ラーメンできたよ」
麗華『あっホント?わぁー美味しそう♬』
ラーメンを覗き込むと嬉しそうに言った
うん、やっぱり違和感を感じる
何故だろう…麗華は笑ってるしあたしだって笑えてる
麗華『ねぇ御幸ー?ラーメンありがとうね』
爽やかな笑顔の麗華…
ハッ、そうだ!
麗華はこんなキャラじゃない
3年間で何が…?
いや、再開した時は普通だった
御幸「ね、ねぇ麗華?」
麗華『どうしたの?』
御幸「なんか、違くない?」
麗華『えっ、な、なにが?』
御幸「麗華ってもっと暗いカンジだったじゃん、急にキャラ変えてどうしたの?」
麗華『………やっぱり、変?俺ね、御幸は明るい人が好きだと思ったから頑張ってたんだけど…』
まさかの衝撃の事実
麗華…無理しないでいいんだよ…
御幸「麗華は麗華でいいのに、あたしは変に明るい麗華よりいつもの麗華が好き」
あれ?この台詞って彼女っぽい?
麗華『そっか、ありがとうw』
うんうん、やっぱり麗華には爽やかな笑顔は似合わないよ
あたしにだって爽やかな笑顔は似合わない
いつかあたしたちも爽やかな笑顔が似合うようになるのだろうか?
ううん、それはきっと神様から与えられた特権のようなもの
あたしには似合わないよ
あたしにお日様の当たって爽やかな風が吹くような場所は場違い
あたしが似合うのは暗い雨の日の路地裏
青空の下だって息苦しくて歩けない
あたしは今、麗華とスーパーで夕飯の買い出しをしている
麗華『ねぇ御幸ってばー!ラーメン!食べたい!』
御幸「あーもうわかったわよラーメンね」
麗華『わーいありがとうっ☆』
子供のようにはしゃぐ麗華を見てるとなんだか癒されるような…
ってダメダメ、好きになっちゃいけないんだ
もうあたしは、傷付きたくない
一線は越えちゃいけない
ラーメンを抱えて喜んでる麗華を見ながらそう思った
でもなにか違う……
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
御幸「麗華ー!ラーメンできたよ」
麗華『あっホント?わぁー美味しそう♬』
ラーメンを覗き込むと嬉しそうに言った
うん、やっぱり違和感を感じる
何故だろう…麗華は笑ってるしあたしだって笑えてる
麗華『ねぇ御幸ー?ラーメンありがとうね』
爽やかな笑顔の麗華…
ハッ、そうだ!
麗華はこんなキャラじゃない
3年間で何が…?
いや、再開した時は普通だった
御幸「ね、ねぇ麗華?」
麗華『どうしたの?』
御幸「なんか、違くない?」
麗華『えっ、な、なにが?』
御幸「麗華ってもっと暗いカンジだったじゃん、急にキャラ変えてどうしたの?」
麗華『………やっぱり、変?俺ね、御幸は明るい人が好きだと思ったから頑張ってたんだけど…』
まさかの衝撃の事実
麗華…無理しないでいいんだよ…
御幸「麗華は麗華でいいのに、あたしは変に明るい麗華よりいつもの麗華が好き」
あれ?この台詞って彼女っぽい?
麗華『そっか、ありがとうw』
うんうん、やっぱり麗華には爽やかな笑顔は似合わないよ
あたしにだって爽やかな笑顔は似合わない
いつかあたしたちも爽やかな笑顔が似合うようになるのだろうか?
ううん、それはきっと神様から与えられた特権のようなもの
あたしには似合わないよ
あたしにお日様の当たって爽やかな風が吹くような場所は場違い
あたしが似合うのは暗い雨の日の路地裏
青空の下だって息苦しくて歩けない