鰐の話
…………………………………………
コンコン…
ダズ「…失礼します。」…ギィ
鰐「ああ…」
…庭を吹き抜ける冷たい夜風は、ざぁと撫でる様に木々を揺らしてゆく。
細く輝く三日月が一瞬見えたが、あっと言う間に分厚い雲の中へと消えていってしまった。
夜の帳に包まれた静かな住宅街…窓からの灯りは消え、各家々の皆がほぼ眠りにつく時間帯…
ダズが寝酒を乗せた盆を携え寝室を訪ねた時、クロコダイルはベットに寝そべり分厚い本を読みながら寛いでいた。本のタイトルは『新世界経済白書』…小難しいタイトルを見ただけで眠気をもよおしそうだ…
サイドテーブルの小さなオレンジ色の灯りは、クロコダイルの血色の悪そうなその顔色を少しだけ柔らかく照らしていた。
風呂上がりで整髪料を落としたしっとりと艶のある黒髪、ベットに投げ出した素足…バスローブ越しの胸元から見るに、どうやら夜着は身に着けていない…
ダズ「…寝酒にブランデーをお持ちしましたが…」
鰐「♪…気が利くな。寄越せ…」
ダズには「ありがとう」ではなく「寄越せ」…これがクロコダイルだ。
…まるで傲慢な猫を思わせる…
あの子猫に餌をやった時は、可愛らしい鳴き声でダズに甘えてきたものだが、この『大きな猫』はかなり上から目線でふてぶてしい。
小さなグラスから、角の取れたまろやかで甘い薫りを漂わせるブランデー…
『大きな猫』の好みの銘柄もしっとりと熟知しているダズ。
クイッ…
鰐「寝酒か…まぁ、寝る前に少し『運動』するんだがな。」
ダズ「悪酔いしませんかねι」
鰐「海賊がそんなヤワでどうすんだよ……来い…♪」
やはり今宵のクロコダイルは機嫌が良さそうだ。もうすぐ海に出るという高揚感からだろうか。
そっと近寄りうなじに触れる…
ダズ「(……)…すっかり肌が冷えてる……布団に入っていれば良かったのに……」ス…
鰐「お前の手は…あったけぇな…」ホゥ…
ダズ「これから俺がしっかり暖めます……」ギシッ
鰐「…クハ♪……生意気言いやがる………」
耳元で囁く声までねっとりと熱を帯びていて…
クロコダイルは、触り心地の良いダズの坊主頭を抱えながら一緒にベットに沈んでゆく…それと同時に、ダズにバスローブの紐を解かれ逞しい腕で抱き締められた。
素肌の上を滑る様に触れる指、唇をぬるりと割って滑り込んでくる舌…吐息の間に仄かにブランデーの香りが広がる。
…時々吹く夜風が微かに窓枠をカタカタと揺らすが、2人はそれを気にする事無く行為に没頭していった…
…………………………………
この様な仲だが、別に恋愛感情がある訳ではない。
…クロコダイルがそう思っているだけだが。
頂上戦争の後、新世界のこの島に流れ着いてから、堅実な輸出入業を営む実業家と名乗り屋敷を手に入れた…
クロコダイルは大胆に振る舞っている様で、実はかなり慎重に動き回っている。幾つもの偽名を使い、海賊以外の一般人の前には滅多に出て行かない。
歓楽街でも金の為に情報を流しそうな娼婦は買わない…
では、どのように欲望を発散しているかというと…
…………………………
鰐「…///ι…ぅっ……んッ…!…は…あァ…!…
ιくっ…そこ……もっと…もっとだ、ダズっ……」
ダズ「……ιっ…はい…///…」
鰐「ιゥ……ぐぅっ!…ンぁッ……あ、あぁッ!///
…ιはぁッ……いいっ…!…ダズっ……はぁ…ぅ…///」
ダズ「…ι……ッく…!///」
鰐「///ιあァっ……ンッ…!あ、あぁーッ!……ιッ…」ビクッ…
ダズ「(……ι)」…スッ
一体何度目の熱を放ったのか…
淫らに濡れた音を立て、ぶつかり合う肌と肌…揺れる肌にはうっすらと汗が煌めいている。
角度を変え好い場所を攻められた途端、激しく果ててしまったクロコダイル。枕にさらさらと黒髪が散らばる…
その額にも黒髪が汗で貼り付いている。目に入らないようにそれを撫でて避けてやるダズ…
鰐「///ι♪…はぁ……良い子だ、ダズ…」スリ…♪
ダズ「…∑ι///っ…?!…」グ
鰐「(…ι??)…!…ιクハハっ♪
///ιオイオイ、ガキかお前は…♪…ιはぁッ…何また硬くしやがんだよッ…♪」クハハハ♪
ダズ「……ι///ッ…す……すいませんっ……」
鰐「…///はぁっ……しょうがねぇヤツだ…♪
∑ιあ…うぅッ…!…はぁッ…あ、あッ…!……ιあぅっ!…んぅッ…!」ギシッ…ギシッ…!
大きなベットが波の様に揺れ軋む…
頭を撫でられたダズは、クロコダイルを抱き締めながら更に肉壺の奥に向かって追い立ててゆく。
窓の外…いつの間にか雲の消えた夜空には、三日月が冷たく輝いていた。
猫の目…いや、爬虫類の目の様に鋭い月だった。
コンコン…
ダズ「…失礼します。」…ギィ
鰐「ああ…」
…庭を吹き抜ける冷たい夜風は、ざぁと撫でる様に木々を揺らしてゆく。
細く輝く三日月が一瞬見えたが、あっと言う間に分厚い雲の中へと消えていってしまった。
夜の帳に包まれた静かな住宅街…窓からの灯りは消え、各家々の皆がほぼ眠りにつく時間帯…
ダズが寝酒を乗せた盆を携え寝室を訪ねた時、クロコダイルはベットに寝そべり分厚い本を読みながら寛いでいた。本のタイトルは『新世界経済白書』…小難しいタイトルを見ただけで眠気をもよおしそうだ…
サイドテーブルの小さなオレンジ色の灯りは、クロコダイルの血色の悪そうなその顔色を少しだけ柔らかく照らしていた。
風呂上がりで整髪料を落としたしっとりと艶のある黒髪、ベットに投げ出した素足…バスローブ越しの胸元から見るに、どうやら夜着は身に着けていない…
ダズ「…寝酒にブランデーをお持ちしましたが…」
鰐「♪…気が利くな。寄越せ…」
ダズには「ありがとう」ではなく「寄越せ」…これがクロコダイルだ。
…まるで傲慢な猫を思わせる…
あの子猫に餌をやった時は、可愛らしい鳴き声でダズに甘えてきたものだが、この『大きな猫』はかなり上から目線でふてぶてしい。
小さなグラスから、角の取れたまろやかで甘い薫りを漂わせるブランデー…
『大きな猫』の好みの銘柄もしっとりと熟知しているダズ。
クイッ…
鰐「寝酒か…まぁ、寝る前に少し『運動』するんだがな。」
ダズ「悪酔いしませんかねι」
鰐「海賊がそんなヤワでどうすんだよ……来い…♪」
やはり今宵のクロコダイルは機嫌が良さそうだ。もうすぐ海に出るという高揚感からだろうか。
そっと近寄りうなじに触れる…
ダズ「(……)…すっかり肌が冷えてる……布団に入っていれば良かったのに……」ス…
鰐「お前の手は…あったけぇな…」ホゥ…
ダズ「これから俺がしっかり暖めます……」ギシッ
鰐「…クハ♪……生意気言いやがる………」
耳元で囁く声までねっとりと熱を帯びていて…
クロコダイルは、触り心地の良いダズの坊主頭を抱えながら一緒にベットに沈んでゆく…それと同時に、ダズにバスローブの紐を解かれ逞しい腕で抱き締められた。
素肌の上を滑る様に触れる指、唇をぬるりと割って滑り込んでくる舌…吐息の間に仄かにブランデーの香りが広がる。
…時々吹く夜風が微かに窓枠をカタカタと揺らすが、2人はそれを気にする事無く行為に没頭していった…
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この様な仲だが、別に恋愛感情がある訳ではない。
…クロコダイルがそう思っているだけだが。
頂上戦争の後、新世界のこの島に流れ着いてから、堅実な輸出入業を営む実業家と名乗り屋敷を手に入れた…
クロコダイルは大胆に振る舞っている様で、実はかなり慎重に動き回っている。幾つもの偽名を使い、海賊以外の一般人の前には滅多に出て行かない。
歓楽街でも金の為に情報を流しそうな娼婦は買わない…
では、どのように欲望を発散しているかというと…
…………………………
鰐「…///ι…ぅっ……んッ…!…は…あァ…!…
ιくっ…そこ……もっと…もっとだ、ダズっ……」
ダズ「……ιっ…はい…///…」
鰐「ιゥ……ぐぅっ!…ンぁッ……あ、あぁッ!///
…ιはぁッ……いいっ…!…ダズっ……はぁ…ぅ…///」
ダズ「…ι……ッく…!///」
鰐「///ιあァっ……ンッ…!あ、あぁーッ!……ιッ…」ビクッ…
ダズ「(……ι)」…スッ
一体何度目の熱を放ったのか…
淫らに濡れた音を立て、ぶつかり合う肌と肌…揺れる肌にはうっすらと汗が煌めいている。
角度を変え好い場所を攻められた途端、激しく果ててしまったクロコダイル。枕にさらさらと黒髪が散らばる…
その額にも黒髪が汗で貼り付いている。目に入らないようにそれを撫でて避けてやるダズ…
鰐「///ι♪…はぁ……良い子だ、ダズ…」スリ…♪
ダズ「…∑ι///っ…?!…」グ
鰐「(…ι??)…!…ιクハハっ♪
///ιオイオイ、ガキかお前は…♪…ιはぁッ…何また硬くしやがんだよッ…♪」クハハハ♪
ダズ「……ι///ッ…す……すいませんっ……」
鰐「…///はぁっ……しょうがねぇヤツだ…♪
∑ιあ…うぅッ…!…はぁッ…あ、あッ…!……ιあぅっ!…んぅッ…!」ギシッ…ギシッ…!
大きなベットが波の様に揺れ軋む…
頭を撫でられたダズは、クロコダイルを抱き締めながら更に肉壺の奥に向かって追い立ててゆく。
窓の外…いつの間にか雲の消えた夜空には、三日月が冷たく輝いていた。
猫の目…いや、爬虫類の目の様に鋭い月だった。