黄金と豹
ザワザワ……カワイイ~♪…
テゾーロ「///うわ~、見晴らしが良くて気持ち良いな~♪ありがとうファンク…君は優しいゾウさんだね…☆♪」ヨシヨシ…♪
ファンクフリード『パォォ~ン!♪…』
大きな象を連れたゴキゲンな一行が温泉街に現れた。突然の出来事に、道行く観光客も
ファンクフリードは、全く嫌がる事無くテゾーロを背に乗せている。優しく撫でてくれるテゾーロを気に入ってくれた様だ。
エゾホル「…はいはい、ゾウさんのオヤツ(バナナ)は、ひとつ500ベリー!♪写真は1枚2000ベリーモキャよ~?☆♪
…はい、オヤツね~?まいど~☆…そちらは写真ね~?♪」ホクホク♪
スモーカー「Σιお前はドサクサに紛れて金儲けしてんじゃねぇよっ!#」
ハットリ『Σιクルッポー!』
エゾホル「はい!今ならなんと珍獣の俺とも写真撮れちゃいますよ~?めっちゃ貴重ですよ~?☆♪…はい、ポーズ~!☆キュルーン♪」パシャ☆
スモ「#聞け…!」ゴゴゴ…
テゾ「うふふ、楽し~!☆♪
そうだ!…ねぇ、このままペット用温泉まで行こうよ♪私、お礼にファンクを洗ってあげたいな!☆…ハットリも洗ってあげるね~☆♪」
ハットリ『ッポー??ι…』
エゾホル「良いモキャね!丁度儲かったから俺もひとっ風呂浴びて、ビールでも呑むか~☆♪」
テゾ「よーし、出発~!☆」
ファンク『パォ~ン♪』
スモ「(…ιこいつら自由過ぎる…Ⅲ)」ハァ
テゾ「スモーカーも洗ってあげようか?☆♪」
スモ「ι俺はペットになった覚えは無いが?」
ファンクフリードは、テゾーロを背に乗せ、観光客の注目を集めながらのんびりと歩く…しかも、たくさんオヤツも貰えて上機嫌。
…だが、そんな様子を屋根の上から密かに伺う者が居た。
ルッチ「…ι全く、ふざけた奴らだ……
こうなったら、行く先で邪魔をしてやる…」ス…
…………………………………
ザワザワ…ι
スモ「…本当に動物ばかりの温泉なんだな。」
テゾ「あはは、みんな可愛いな~☆
わあ、凄い…泥パック風呂まであるよ?☆♪」
気持ち良さそうに温泉に浸かる多くの動物達。皆それぞれに飼い主が付き添っている。
犬や猫、馬やヤギ、クジャク、ビーバー…品種は様々だが、流石に象の姿までは無い。
ι象をペットに…?
あまりに豪快なペットに、他の飼い主達も驚いている様だ…
エゾホル「///うぅい…染み渡る~☆♪」ザブ…♪
スモ「ιお前だけ絵面がおかしいんだよ。」スン
一足先に湯船に浸かるエゾホル。
頭に手拭いを乗せ、オッサンの様な溜め息を漏らす。
本当に気持ち良さそうだ…ここは人間用ではなく、動物達を癒してくれる泉質にきちんと調整されているらしい。
テゾ「それじゃあ私、お風呂用に着替えてくるからちょっと待っててね~?☆」スタスタ…
スモ「(……着替え……水着か…)」モモン…
エゾホル「…今一緒に行ったらテゾーロさまの生着替えが見れるモキャよ~?☆」(・ω・)…ジ
スモ「Σι!?…ι見ねぇよ!///」
…一方その頃、ファンクフリードの飼い主は…
スパンダム「…ΣιⅢどこだァ~ッッ?!…
Σおーい!どこ行っちまったんだファンク~!頼むから返事をしてくれぇーッ!!
…ιお前が居ねぇと俺が敵にやられちまうだろ~ッッ?!Ⅲヒーン…」ドタバタ…!
真っ青な顔で艦船内を探し回っていた…