黄金と豹

…ポイ…Σボスン!!…

エゾホル「…Σιぼへッ…!?
Σιだーッ!珍獣は丁重に扱えやコラァ!!#
…ιⅢぶぇーん!テゾーロさま~ッ!☆」ゴロン…
テゾーロ「Σιエゾホルっ!…ιっ…酷い…!☆」

乱暴に座敷に放り投げられたエゾホル。
毛のあちこちに乾いた血がこびりついて、痛々しい…


ルッチ「…そのタヌキは『獄卒獣』だろう。
どうせ放っておいても勝手に回復する……」フン
ハットリ『ッポー!』

テゾ「…ιムッ…(…ι肩に鳩…?)
ιだからと言って痛め付けても良いと言うのか…!?☆」
スモーカー「Σι落ち着け、テゾーロ…!」


ルッチ「(……)……お前はスモーカー中将だな。
…貴様…何故テゾーロ国王と居る…?」ジロ

スモ「っ…ι俺は……」
サッ…
テゾ「…不躾だな…彼は私の『護衛』の為にここに居るのだが…?☆
それより、政府諜報員様こそこんな古びた温泉島に何の御用で…?…Σああ!古傷が痛むから湯治ですかな…?任務って大変だねぇ~?☆ι」フン

ルッチ「(………)」


スモーカーを庇い、ルッチをわざとあおるテゾーロ。
しかし、スモーカーから注意を逸らす挑発等、ルッチにはお見通し。
テゾーロとルッチの間に見えない火花が散る。


エゾホル「…まぁまぁ、皆さん興奮しないで取り敢えず落ち着いて~!お茶でもどうぞ~?☆」コポポ…

スモ「ιお前さっきまで重傷だったろ」
エゾホル「一応獄卒獣だもんで~…はい、どうぞ~☆」コト…

テゾ「エゾホル、ルッチ氏にはただの水で良いから☆」フン
ルッチ「…結構だ。何も要らん…」フン

エゾホル「(……)まぁそう言わんと~…
はい、ルッチ氏には特別に裏庭の水溜まりから汲んできた泥水(ボウフラ入り)モキャ、飲めやコラ☆」コト

ルッチ「…#貴様…」イラ
テゾ「恨みは忘れてないんだね☆ι」

ゴソ…
エゾホル「…ほれ出てこい、ゾウさんや☆
えーと…お前は串カツでも喰いな~?☆」ハイ
…Σポン☆
ファンクフリード『ιパ…パォ~…??』←困惑

ルッチ「Σι#象に串カツを食わそうとするなッ!!」

スモ「…Σι象…!?」ギョ
テゾ「Σ///うわぁ!かわいいっ♡凄い!変身した!☆♪」パァ…♪
エゾホル「えー?ダメなの?
…それじゃあ串カツは鳩が喰えや…☆」ホレ
ハットリ『Σιポッポー?!』

ルッチ「Σ#ハットリだって串カツは喰わん!
…ι#貴様ッ…!
ファンクフリードは剣の姿だった筈…いつの間に盗んできた?!」
エゾホル「Σ盗んだなんて人聞き悪いモキャねッ!
俺はただ腹いせに金目のものが無いか見回してみたら、丁度剣が置いて………いや、落ちてたから拾ってきただけモキャ!別にその剣がゾウになれるなんて知らんかったし!☆」(・ω・´)モウ!
スモ「…ι結局盗んでんじゃねぇか…」

ルッチ「(…#あの馬鹿(スパンダム)が…!
あれ程いつも管理を徹底しておけと…!)」イライラ…

ミシミシ…!
ファンク『パォ?ι…』

突然現れた象のせいで、畳の床が苦しそうに軋む…

テゾ「ι大変だ!宿の床が抜けちゃう…!☆
…ねぇゾウさん、剣の姿に戻って?☆」

ファンク『(……)…パォ♪』シュルル…
テゾ「…ありがと!♪良いコだね~☆」ヨシヨシ…
スモ「ιまた剣になった…悪魔の実の能力か?…」??

ルッチ「(!…ファンクが…スパンダム以外の命令を聞いた…?ι)」


ファンクフリードは、スパンダムが持ち歩く護身用の剣。
Dr.ベガパンクの技術により『剣に悪魔の実を食べさせる』事に成功した事例だ。基本的に飼い主の言う事しか聞かない筈なのだが…


テゾ「へぇ~♪君ファンクフリードっていうの?…剣になったらカッコ良いんだね~☆」ヒョイ♪
ルッチ「…おい…剣を返せ…!ι」

テゾ「やだ!☆♪」ニコニコ♪
ルッチ「…は…?#ι」イラッ

テゾ「私ファンクと一緒にお散歩してみたい!☆
スモーカー、エゾホル!外に行こうよ~!☆♪…鳩ちゃんもおいで~?☆」
エゾホル「へーい☆」ペモペモ…
スモ「…言い出したら聞かねぇしな…」ヤレヤレ…

ハットリ『…ιポポー!』バササッ…


ルッチ「…ι~~~ッ…何なんだあいつは…!##」グ…#


CPー0の総監をガン無視。
ハットリはファンクの見張り係として仕方なさそうに付いていって、ルッチがただ一人部屋に残された…
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