黄金と豹

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テゾーロ「…でね~?その無人島がとても素敵な所だったから、即決で買って私の島にしちゃったんだ☆♪
今島内のインフラ整備してる所だから、終わったらスモーカーも招待するよ!☆」ニコニコ♪

スモーカー「(……)…行く暇無ぇよ…」フー…

テゾ「…ιそっか……シュン
Σあ、そうだ~!島に行く時スモーカーに警備をお願いすれば良いんだな!☆」メイアン!♪
スモ「勝手に決めるなι」
テゾ「よーし、決定~☆♪」ハハハ♪
スモ「…いや、聞けよι」


ワノ国風の部屋でまったりと茶を飲みながら、テゾーロとスモーカーは雑談…

テゾーロは、初めて会った時よりもより砕けた雰囲気になった。いつもステージに立っているせいか、感情も豊かだな…
それにしても、島を即決で買っただと??…ι相変わらず金持ちの道楽は訳が分からん…

こいつとは、3日に一度は電伝虫で他愛の無い通話をする仲になったが、まだ分からない事は多い。

…例えば……


スモ「……」スッ…
テゾ「…ι///ッ…!?…」ビクッι

スモ「…顔に睫毛が付いてたただけだ。」ホレ
テゾ「Σι///あ…!…うん…ありがと…☆」ササッ…ι
スモ「(………)」

親しくなれたと思ったら、こんな風に急に距離を縮めるとあからさまにびっくりするし…やっぱりよく分からない。


テゾ「……///そ、それにしてもエゾホル遅いね~?☆寄り道でもしてるのかな…ι」アハハ…ι

スモ「……?…そういや本当に遅いな…」


エゾホルが部屋を出てからもう1時間は経つ。
艦船の様子を見に行くにしては幾分時間が掛かり過ぎている様な…その時。


ぷるぷるぷる…♪

テゾ「あ、エゾホルからかな…☆」ガチャ…☆

電伝虫『………』シーン…
テゾ「?ι…もしもし…
……あれっ?…もしもし?☆」??

受話器を取ったが、電伝虫は何も喋らない。

…ゴソ…

電伝虫『……ιⅢテゾーロさま~、ごめんなさい~…』ベソベソ…
テゾ「!…Σιエゾホル!どうしたの!?☆」

…ス
??『…このタヌキの飼い主は貴様か?…』

エゾホル『Σ#タヌキじゃねぇよっ!☆…
…ΣΣバキッ!!……ΣⅢギャイーンッ…?!…』

スモ「…!ι…何だ!?」
テゾ「ΣιⅢエゾホルっ!?☆」

何か激しく殴る様な音と同時に、エゾホルの悲鳴が聴こえた…!一体何が…


??『…この怪しいタヌキが「我々」の周りを嗅ぎ回っていたので、捕獲・尋問していた所だ…』
テゾ「!…ι止めろ!そのエゾホルは、私ギルド・テゾーロのペットだ…!
傷付けたら相応の仕打ちは覚悟して貰うが…!?☆」

……このやり取りの数分前……

………………………

プラーン…
エゾホル「(……)………Σιハッ…?!」…ギシッ…


薄暗く狭い部屋の天井にぶら下げられたエゾホル。慌てて身動きしようとするが、ロープでガッチリ縛られている…そして目の前には…


ルッチ「フン……ようやく起きたか。
…この電伝虫は貴様の持ち物だな…?」ス

エゾホル「Σιあ!俺の電伝虫…!返せっ!☆」

スパンダム「…ιⅢえッ…タヌキが喋った!?」
エゾホル「Σ#タヌキじゃねぇわ!!☆」ガァ!
スパ「…ΣιⅢヒィッ!?」


Σバキッ!!…
エゾホル「!?ιⅢギャヒンッ…!」

ルッチ「(……)…こいつは多分獄卒獣…悪魔の実の能力者の類いだろう。
それなら、海楼石の拷問道具を持ってこい。手っ取り早く目的を吐かせる事が出来る…」

エゾホル「…ΣⅢえ!?海楼石は止めろモキャ!
ιあ…あれですよッ!?…んなもん使ったら、ここでウ●コ漏らしちゃうモキャよッ!?☆ι」ガァ!


ルッチ「…………ι」ヒキィ
スパ「……ιⅢええ…?」ヒキィ

エゾホル「Σιあ~海楼石ヤダな~!…海楼石って聞いただけで何かこう…もよおしてきちゃうな~ッ☆」ウーン…ι
スパ「ΣιⅢギャー!ここでふんばるな~ッ!!」

ルッチ「(……)…ιそれが嫌ならお前の『飼い主』にさっさと連絡をしろ。
お前の飼い主に直接話をつけるとしよう……」ハァι

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