黄金と白煙
………………………………………
パンパン!☆…
テゾーロ「Σはい、皆さん注目~!☆
…えー、今日の講習はどうでしたか?いざという時に役立ちそうですか?…ですが、やはり気をつけていても、油断は出来ませんよね☆
もしそんな怖い思いをしそうな時は、遠慮なく防犯ブザーの力を使って、この私を始め警備員達をすぐに呼んで下さいね?☆
さて、キャストの皆さんは以上で解散で~す!防犯ブザーも忘れずに持っていって下さいよ~?☆
では最後に、海軍Gー5の皆さんに元気にお礼を言いましょ~!☆」
キャスト達「「Σありがとうございました~っ!♪」」キャー♪
隊員達「「///どういたしましてェ~♡」」デレデレ…♪
会場に響く溌剌とした女性キャスト達の声。訓練は終了しても、この後もカジノでのショーや業務はまだまだ続く…
……………………………………
隊員1「///はぁぁ~、楽しかったなぁ~♪…
…皆可愛くていい匂いだったぁ~♡♪…」ポヤーン♡
隊員2「…ιはぁ…帰りたくねぇなぁ~…」アーアι
スモーカー「ιいつまでも鼻の下伸ばしてんじゃねぇよ、馬鹿野郎共…
…ダラダラやってるとお前らもケガするぞ。」モクモク…
隊員3「ええー?俺達の心配してくれんの~?♪スモやんってば、やっさしィ~!♪」キャッ♡
スモ「お前らがケガしたら、それを口実に訓練をサボるからだろうが!#」
隊員1「…あ、それにしてもよ~?…
カジノのおねーちゃん達って、皆スモやん見る目がウットリキラキラしてたような…ι」
たしぎ「…ιえっ?そうなんですか…?」マァ…
隊員2「おいおい!気付かなかったのかよ、たしぎちゃーん!…まぁ、スモやんて女子供にはすげぇ優しいし~?♪…」ジ
スモ「…あァ!?…ιいつもと変わらねぇよ…!#」
隊員3「またまた~!♪
…なーんか、この後ファンになったカワイイおねーちゃんからお手紙とか届きそうだよな~?♪」
隊員1「…『貴方の逞しい腕に抱き締められたいワ♪♡』なァんてな~ッ!?♪」Σドワン!♪…ゲラゲラ…!♪
たしぎ「…ι///へぇぇ~?…」チラチラ…
スモ「ι###~~ッ!…」ビキビキ…#
からかって大爆笑する隊員達を前に、ゆっくりと背中の大十手に手を掛けるスモーカー。俯いていて表情はよく見えないが、その額にはくっきりと青筋が…その時。
ザッ…
テゾ「ふふ…怒らなくても良いじゃないですか☆♪
そりゃスモーカー中将は、とっても丁寧に分かりやすく指導してくれましたしね☆
寡黙で優しい人なんてモテるに決まっていますよ♪」
スモ「(……)……ιからかわないでくれ。」フン
その背後から、にこやかな笑みを浮かべたテゾーロがやってきた。実に人当たりの良さそうな笑顔…
だが、その笑顔の裏で一体何を考えているやら…スモーカーは再び気を引き締める。
テゾ「今日は本当にありがとうございました!☆
さぁ昼食の準備が整いましたので、皆さんこちらへどうぞ~☆」
スモ「ιあ…?昼食…?
いや…だが、俺達はもう基地に戻らねぇと……」
隊員1「Σιええーっ!?
ιいや、そりゃねぇよスモやーん!俺達流石にもう腹ペコでフラフラなんですよー!?」
隊員2「ιそうだよぉ!折角のグラン・テゾーロの豪華なご馳走チャンスが~!」ワーワー!ι
スモ「うるせぇ…#飯なら軍艦にもあるだろ!」ギロ
テゾ「…ιまぁまぁ…スモーカー中将☆
ι謝礼を受け取って頂けないなら、せめてお食事だけでも…!☆」
スモ「…折角だが、結構だ…」フン
テゾ「ιですが…!☆」
…最初、テゾーロは海軍Gー5に多額の謝礼金を支払うと言ったのに、スモーカーはそれを固辞したのだ。
一応この訓練は、海軍の啓蒙活動に当たるから。
…らしい。
暗に『元』海賊からの金等受け取りはしない、という雰囲気にも受け取れる。その時…
ザッ…
エゾホル「Σちょっと!汁が冷めちゃうモキャよ!?
あんた達さっさと食べに来なさいよッ!☆」ガァ!#
スモ「………ιあ…??」
エプロン姿におたまを持ったエゾホルに一喝された。
…………………………………………
ガヤガヤ…
隊員1「ιいやまぁ…旨ぇけどよォ……」ムシャ…
隊員2「ι何か思ってた『ご馳走』と違う~……」ズズ…
エゾホル「…は~い、遠慮しないでたんと食べるモキャよ~?お代わりもまだいっぱいあるモキャよ~?☆」ハイドウゾー♪
たしぎ「美味しいですね!スモーカーさん♪」ハフハフ♪
スモ「(……)………ιおう…」ズズ…
テゾ「美味しいって~!良かったねエゾホル!☆♪」
エゾホル「いやー、大鍋で芋煮作った甲斐があったモキャね~☆」グツグツ…♪
用意された『昼食』は、エゾホル手作りの芋煮鍋(大量)だった…
パンパン!☆…
テゾーロ「Σはい、皆さん注目~!☆
…えー、今日の講習はどうでしたか?いざという時に役立ちそうですか?…ですが、やはり気をつけていても、油断は出来ませんよね☆
もしそんな怖い思いをしそうな時は、遠慮なく防犯ブザーの力を使って、この私を始め警備員達をすぐに呼んで下さいね?☆
さて、キャストの皆さんは以上で解散で~す!防犯ブザーも忘れずに持っていって下さいよ~?☆
では最後に、海軍Gー5の皆さんに元気にお礼を言いましょ~!☆」
キャスト達「「Σありがとうございました~っ!♪」」キャー♪
隊員達「「///どういたしましてェ~♡」」デレデレ…♪
会場に響く溌剌とした女性キャスト達の声。訓練は終了しても、この後もカジノでのショーや業務はまだまだ続く…
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隊員1「///はぁぁ~、楽しかったなぁ~♪…
…皆可愛くていい匂いだったぁ~♡♪…」ポヤーン♡
隊員2「…ιはぁ…帰りたくねぇなぁ~…」アーアι
スモーカー「ιいつまでも鼻の下伸ばしてんじゃねぇよ、馬鹿野郎共…
…ダラダラやってるとお前らもケガするぞ。」モクモク…
隊員3「ええー?俺達の心配してくれんの~?♪スモやんってば、やっさしィ~!♪」キャッ♡
スモ「お前らがケガしたら、それを口実に訓練をサボるからだろうが!#」
隊員1「…あ、それにしてもよ~?…
カジノのおねーちゃん達って、皆スモやん見る目がウットリキラキラしてたような…ι」
たしぎ「…ιえっ?そうなんですか…?」マァ…
隊員2「おいおい!気付かなかったのかよ、たしぎちゃーん!…まぁ、スモやんて女子供にはすげぇ優しいし~?♪…」ジ
スモ「…あァ!?…ιいつもと変わらねぇよ…!#」
隊員3「またまた~!♪
…なーんか、この後ファンになったカワイイおねーちゃんからお手紙とか届きそうだよな~?♪」
隊員1「…『貴方の逞しい腕に抱き締められたいワ♪♡』なァんてな~ッ!?♪」Σドワン!♪…ゲラゲラ…!♪
たしぎ「…ι///へぇぇ~?…」チラチラ…
スモ「ι###~~ッ!…」ビキビキ…#
からかって大爆笑する隊員達を前に、ゆっくりと背中の大十手に手を掛けるスモーカー。俯いていて表情はよく見えないが、その額にはくっきりと青筋が…その時。
ザッ…
テゾ「ふふ…怒らなくても良いじゃないですか☆♪
そりゃスモーカー中将は、とっても丁寧に分かりやすく指導してくれましたしね☆
寡黙で優しい人なんてモテるに決まっていますよ♪」
スモ「(……)……ιからかわないでくれ。」フン
その背後から、にこやかな笑みを浮かべたテゾーロがやってきた。実に人当たりの良さそうな笑顔…
だが、その笑顔の裏で一体何を考えているやら…スモーカーは再び気を引き締める。
テゾ「今日は本当にありがとうございました!☆
さぁ昼食の準備が整いましたので、皆さんこちらへどうぞ~☆」
スモ「ιあ…?昼食…?
いや…だが、俺達はもう基地に戻らねぇと……」
隊員1「Σιええーっ!?
ιいや、そりゃねぇよスモやーん!俺達流石にもう腹ペコでフラフラなんですよー!?」
隊員2「ιそうだよぉ!折角のグラン・テゾーロの豪華なご馳走チャンスが~!」ワーワー!ι
スモ「うるせぇ…#飯なら軍艦にもあるだろ!」ギロ
テゾ「…ιまぁまぁ…スモーカー中将☆
ι謝礼を受け取って頂けないなら、せめてお食事だけでも…!☆」
スモ「…折角だが、結構だ…」フン
テゾ「ιですが…!☆」
…最初、テゾーロは海軍Gー5に多額の謝礼金を支払うと言ったのに、スモーカーはそれを固辞したのだ。
一応この訓練は、海軍の啓蒙活動に当たるから。
…らしい。
暗に『元』海賊からの金等受け取りはしない、という雰囲気にも受け取れる。その時…
ザッ…
エゾホル「Σちょっと!汁が冷めちゃうモキャよ!?
あんた達さっさと食べに来なさいよッ!☆」ガァ!#
スモ「………ιあ…??」
エプロン姿におたまを持ったエゾホルに一喝された。
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ガヤガヤ…
隊員1「ιいやまぁ…旨ぇけどよォ……」ムシャ…
隊員2「ι何か思ってた『ご馳走』と違う~……」ズズ…
エゾホル「…は~い、遠慮しないでたんと食べるモキャよ~?お代わりもまだいっぱいあるモキャよ~?☆」ハイドウゾー♪
たしぎ「美味しいですね!スモーカーさん♪」ハフハフ♪
スモ「(……)………ιおう…」ズズ…
テゾ「美味しいって~!良かったねエゾホル!☆♪」
エゾホル「いやー、大鍋で芋煮作った甲斐があったモキャね~☆」グツグツ…♪
用意された『昼食』は、エゾホル手作りの芋煮鍋(大量)だった…