黄金と白煙

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テゾーロ「…♪…っていう訳でぇ~…
私やっとスモーカー中将と仲良くなれたんだよ~?☆♪」ウフフ…♡


…ゴロン…
エゾホル「…あァらそぉなの~?
そら良かったじゃないスか~☆」カリカリ…ポリ…


晴れてスモーカーと想いが通じ合った。

…そして、そんな旨をエゾホルだけに打ち明けたテゾーロ。
だが、エゾホルは床に寝転がり、ペットフード(レッサーパンダ専用)をつまみながら、実にどうでも良さそうに聞いている…


テゾーロ「ιちょっと~、もう少しお祝いムードで、ノロケのひとつ位聞いてくれても良いじゃないか~!☆
…不貞腐れた顔でゴハン食べながら言われても…☆ι」

エゾホル「Σ#そんなムードもへったくれもあるかァ~い!☆ケッ!
俺もう当分の間串カツとかおでん食いに行けねぇモキャよ?!☆こんなパッサパサの味気の無いのフード、ビールにも合わねぇし全然食欲湧かねぇモキャッ!#ι
…Ⅲしかも、タナカさんからしばらく競馬禁止まで言い渡されてッ…!…俺の生き甲斐がッ…!☆ι」( ;ω ; `)ヨヨヨ…


テゾ「ι文句言わずに食べなさいよ☆…串カツ食べたり飲酒してるレッサーパンダの方がおかしいんだし☆…それに、競馬で無茶して悪いことしたせいでタナカに怒られたんでしょ?ι
…で、他に何か聞きたい事とかはないのかな?☆♪」ホラホラ♪

エゾホル「(…#浮かれピーポーめんどくせ…ι)
ιあーもう、分かった分かった~☆
……んで?スモやんとはもうヤったの?☆」ドン

テゾ「Σ///#ッッ馬鹿なのーッッ?!☆
ι何なのこの下品アニマルっ!もーやだ!☆」ガァ!ι
エゾホル「聞けっつったクセに☆」(・ω・`)ハァ
テゾ「ι///いきなりそんな事する訳ないじゃないか!まだそんな仲じゃないし!☆#」

エゾホル「Σハァ~っ?♪まったまたァ~!☆♪『黄金帝』と書いて『エロテロリスト』と呼ばれるテゾーロさまがまだ手ぇ出してないモキャ~?ウっソだぁ~☆w」ゲラゲラ♪
テゾ「Σι#そんな呼ばれ方した事もないし、私はそこまで節操せっそう無しじゃないよ!人聞きの悪い!…そりゃあ興味が無いって言ったらウソになるけど!☆…」プンプン!#
エゾホル「似た様なモンだろうに☆」(・ω・`)


コンコン…
バカラ「…ι失礼致します。
…ιあの…何か外まで騒ぎ声が漏れてきましたが、何事ですか??」

エゾホル「あ~、バカラさん聞いて聞いて!☆
…テゾーロさまったらね~?♪……」ウププ♪
テゾ「Σι///いやっ!何でもないぞ?!☆」バ!
エゾホル「Σιぐえっ?!☆」ギュム!

バカラ「ι??…ιはぁ…」


咄嗟にエゾホルの首根っこを押さえる。
ι危なかった…話の内容までは聴かれていない様だ。
幹部達(エゾホル以外)には、スモーカーは『知り合いになった、たまに話をする仲』程度に留めておこうと思う。本当の事は秘密にしておこう。


取り敢えず、今夜はまず電伝虫でスモーカーとゆっくり話がしたい。
そして、いつか2人きりでゆっくり過ごしてみたいな…

……秘密の仲か。
何だかとてもワクワクしてきた。これからとても素敵な事が始まる予感がする…☆♪

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