コイビト(雲雀夢?)
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『…恭弥?』
「…何?君、誰?」
『っ!!』
「恭弥、ホラ、あの時不良から私達を助けてくれたでしょ?」
「あぁ、あの時の…ナマエの友達か。」
『……』
友達?
だって、ナマエは私…
『ねぇ、恭弥…私、ナマエだよ?』
ねぇ、ふざけてるなら…もう終りにして?
「金ちゃん、ナマエは私だよ。金ちゃんは山田内でしょ。」
『私が…山田内?』
嘘だ…
嘘だよ、そんなの…
だって、恭弥はあの時私を助けてくれて…
「ナマエ。大丈夫?」
「ん、ありがとう。」
「だから、僕から離れないように言ってるよね?」
「ん…ごめんね。」
そうだよ、助けてくれたじゃない。
恭弥はナマエだけしか見ていなかった
あの場には私も…山田内もいたのに…
そうか、あの時会話したのは私とじゃあない。
ナマエとなんだ…
『だって、私は恭弥が…好きだから…』
「金ちゃん!!しっかりして!!」
―バサッ―
ナマエに肩を掴まれた瞬間、私の制服から何かが落ちた。
「……ねぇ、いつ取ったの。ソレ。」
『え…何を……っ!!』
恭弥の目線通り、私の足元に落ちた物を見た。
くしゃくしゃなティッシュと、使用済みコンドーム。
「山田内…まさか、それ…」
『ち…違っ』
ナマエの顔がみるみる紅くなっていく。
違う。
私は、ただ、掃除をしていただけなの…
恭弥の役に立ちたかっただけなの!!