遊園地(骸・雲雀・ベル夢)
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何人かの友人と、遊園地に来た。
最初は女の子だけだったのに、現地についたら私達と同じ人数の同じクラスの男子がいた。
『ちょっと、どういう事!?』
「いや、ナマエに伝え忘れてたんだってー。良いじゃんたまにはさ、思い切って遊ぼうよ。」
思い切って遊ぶのに、男子がいなくてはいけないのか。
正直、男子は苦手なんだけど…
「ナマエちゃん、大丈夫?暑いのかな。」
1人の男子が、気遣って私に手を差し出してきた。
名前は確か…ミョウジ君だ。
気遣ってくれるのは良いけど、その手が暑そうで嫌なんだけど。
『だ、大丈夫。』
手には触れずに、友人の後ろに逃げた。
「ほら、そういう態度したら駄目だよ。少しは愛想よくしなきゃ。」
『いや…でも…』
「ねぇねぇ、まず始めにジェットコースター乗ろうよ!」
また別の友人の言葉に、私は目を見開く。
『む、む、無理!!ジェットコースターは無理なの!私見てるから!!』
「ナマエだけ抜けたら、奇数になっちゃうでしょー。だから、ダーメ。」
『いや、本当…ダメで…』
そんな私の声も無視して、ジェットコースターへ連れて行かれた。
***
『さっき、死んだおばあちゃんが見えた。』
結局、ジェットコースターに乗せられてしまった。
落下する瞬間、綺麗なお花畑と川が頭の中に浮かんで、川の向こうでおばあちゃんが手を振っていた気がする。
「もうナマエったら、本当にジェットコースターがダメなんだね!」
さっきっからそう言ってるでしょ。
何を聞いていたんだ。
しかも最悪な事に、先程のジェットコースターの力か何かで男女のペアが出来上がってしまったみたいだ。
「ナマエちゃん、俺がエスコートするから任せてね。」
『……』
私の相手はどうやら、ミョウジ君らしい。
冗談じゃない。
今日は女の子同士って聞いたのに。