一夏の体験(骸夢?)
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『ゆ…め…?』
さっきの出来事が、全部?
「もうさ、聞いてよ!!中はただ暗いだけで、何もないの。かなりつまらなかったー。」
『……』
「……ナマエ?」
『うっ…うぅっ…』
「ちょ、ちょっと!!何泣いてんの!?」
私の中で、一度殺した友人。
憎かった…これも、偽りのない真実。
でも、目の前に生きている友人を見ていると…
『ミョウジ…好きだよ…』
大切さが、わかった。
これも、偽りのない真実。
「な、何言ってんの…変なナマエ。」
『はは。ごめん…』
「私も、ナマエが好きだよ。当たり前でしょう?」
『ミョウジ…』
「さ、もう暗くなってきたし、帰るよ!!」
『うん。』
友人と手を繋ぎ、歩いた。
ふ、と建物を見ると、人影が動いた気がした。
『夢…だったのかな…』
「え?」
『ううん、何でもない。』
初めて、夢であることに感謝した。
それにしても、どうして六道君達が、夢に?
転校生だし、変わってる人達だから印象に残ったのかな?
『まぁ…全くもって話さないけどね…』
六道君達とは、もう話す事はないだろうな。
「ナマエ。また明日、学校でね!!」
『うん。また明日。』
友人と別れ、私は家に帰った。
ご飯を食べてお風呂に入って…
『おやすみなさーい。』
そして、私は眠りについた。
―朝―
「おはようナマエ!!」
学校に行くと、友人が笑顔で迎えてくれた。
正直、生きている事が夢なんじゃないかってハラハラしていたから、安心した。
『おはよう、ミョウジ。』
「ナマエ。おはようございます。」
私の言葉に被るように、後ろから声が。