一夏の体験(骸夢?)
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「あ、骸さーん!!どこ行ってたんれすかぁ?」
広いボーリング場で一人遊んでいたのは、同じく転校生の城島君。
『城島君が…人狼の正体?』
「えぇ。ケンという名前だけあって…イヌみたいでしょう?」
確かに…
『あ、あの…私の友人を見てない?』
「んあ?友人?」
「犬はずっとこの部屋にいたので、この部屋にナマエさんの友人が来ない限り、会うことはないでしょう。」
『そっか…』
じゃあ、一体何処へ…
「…ナマエさん。」
『はい?』
「その…」
「骸様。」
六道君が何かを言いかけた時、もう一人の転校生、柿本君が入ってきた。
「おや。千種、どうしました?」
「……ちょっと、来てください。」
柿本君は私の方を見ると、都合が悪そうな顔をした。
一体……どうして?
「―――。」
「…そうですか。」
『?』
こっそり柿本君は六道君に耳打ちをした。
私には、聞こえない。
でも、聞いたらダメな気がする。
「へっ!?死体れすかぁ?」
『っ!?』
「犬っ!!馬鹿!!」
城島君には耳打ちの内容が少し聞こえたらしく、楽しそうに叫んだ。
それに怒った柿本君は、城島君の頭を殴った。
と言うか……死体?
―ドクンッ、ドクンッ―
『死体…って?』
「ナマエさん…」
『ろ、く…ど…くん、死体って…?』
まさか、そんなまさか!!
「黒曜中の…女子みたいですよ。先程、僕たちが会った場所を覚えていますか?」
『まさか…そこ、に?』
―ダッ―
私は、走ってこの部屋を出た。
「骸様。アイツは?」
「クフフ、クラスメイトのナマエさんですよ。面白い方でしょう?」
「……」