gatta(骸夢)
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可愛い
愛しています
だから…
『ハァッ、ハァッ…っ』
もう廃虚である建物の中を走り回るナマエ。
「クフフ…ナマエは鬼ごっこがお好きなんですか?」
『ッ!!』
僕が目の前に現れると、ナマエは目を見開かせて立ち止まった。
「さぁ、ナマエ。もう疲れたでしょう?」
『やっ!!』
ナマエは、また走り出した。
「おやおや。元気な方だ。」
また、追いかける。
ナマエは逃げる。
嗚呼、可愛い
―ガッ―
『あっ!!』
足場の悪い所で、ナマエは転んでしまった。
『うっ…』
「大丈夫ですか?ナマエ。」
『っ!!』
「ホラ、動いたら駄目ですよ。」
逃げようとするナマエの腰を抑えた。
「クフフ…ナマエ。僕から逃げるなんて、いい度胸じゃないですか。」
『~っ』
「逃がしませんよ、僕の可愛いナマエ。」
ナマエを抱き上げると、暴れながら僕をひっかき、叫んだ。
『ニャーッ!!!』
―バリッ―
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