嫌われ番外編(雲雀夢?)
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「だいたいナマエさ、最後までちゃんと聞いてなかったでしょ。」
『…最後まで?』
「好みのタイプ。最後のやつ、もう一度言うからちゃんと聞いてね。」
『ぅわっ!!』
ちょ、耳に息がかかるって!!
「強気なクセに、実際は弱い…そんな…皆から必要とされない女だよ!!!」
『ぎゃっ!!』
思いっきり怒鳴られた…
というより、大声で叫ばれた…
『あの、耳がキンキンしてあまり聞き取れなかったんですけど…』
「そっ。もう言わないから。」
『はぁ。でも、今思いっきりキャラ崩れましたよ。』
「煩いよ。早く出てってくれる?これから書類まとめるから。」
『あ、はい…すみません。』
足元には、幸せそうに眠る草壁さん。
『雲雀先輩は、草壁さんに思われて幸せですね。』
「…トドメさしてほしかった?」
『ち、違いますよ!!ただあたし、此処に来て初めて人から協力をもとめられたから、何だか楽しかったです。』
「…フン。限度を越えれば迷惑だけどね。」
『ははは…すみません。じゃあ、あたしは失礼します。』
―ガチャッ―
―バタンッ―
『ハァァァァァ…殺されなくて良かった…』
でも雲雀恭弥も、草壁さんの事そこまで嫌いじゃないっぽいし…
『うん、草壁さんを応援しよう。』
この並盛に来て初めて恋愛に協力したのは…
立派なリーゼントを持った濃い方でした。
終わり
プチオマケ
「…草壁に協力、ね」
本気で答えて馬鹿みたいだ。
僕の好みのタイプなんて、あの子は興味ないのに。
「…何か惨め」
「ハァハァ、委員長…女子の制服も似合います(寝言)」
「……」
―バキッ―
「……」
ムカついたから、草壁をまた気絶させた。
終わり