嫌われ番外編(雲雀夢?)
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「ミョウジナマエ~死ね~委員長から離れろこのクソアマァァァッ!!!!」
『……』
それは偶然だった。
偶然、あたしは体育館裏に行った。
そしたら偶然、あたしを呪っている人がいた。
「キェエェェェイィッ!!!!」
『……』
さっきっから、あたしの顔写真がついたわら人形に向かって、呪文を言っている。
でもアレ…風紀委員だ。
「あのクソアマッ!!俺の委員長に色目使いやがって…」
なっ!?
『あたしが他の男にいつ、色目使ったんですか!!』
「…え?」
つい、出てしまった。
許せなかったから…
「チクショォォォォッ!!!呪いの儀式を見られた!!」
『は?』
立派なリーゼントを持ったその男は、地面にリーゼントを打ち付けながら叫んだ。
「委員長ぉ、愛羅武勇!!!!」
『……』
そっとしておくべきか…
あまり、関わるなって本能で言われた気がする。
『じゃあ…あたしはコレで。』
「待て貴様!!明らか、恋に悩んでいるヲトメを無視するつもりか!?」
『お…乙女、ですか』
聞きたくない聞きたくない聞きたくない聞きたくない。
無視したい無視したい無視したい無視したい。
「俺の名は草壁だ。」
『はぁ。』
何か、勝手に自己紹介始めちゃったし。
「実はな、俺…冷静でいるからわからないかもしれんが、委員長が好きなんだ」
『あ、冷静でいるつもりだったんですか。溢れてましたよ。』
…何だか結局、話し聞かされてるし。