勝負の結果(雲雀夢)/死ぬ気ヒロ
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―ガラッ―
「ヒッ!!」
クラスのほとんどがそう悲鳴をあげた。
「ねぇ。ナマエは何処に隠れたの?」
雲雀恭弥が入って来たからだ。
「ねぇ…早く言わないと咬み殺すよ。」
一番近くにいたツナに聞いた(脅した)雲雀。
「えっ!!あ、あの…雲雀さんは何でナマエを追いかけているんですか?」
命賭けで聞いたツナ。
この時ほどツナを尊敬した者はいない。
「あぁ…ちょっと鬼ごっこをしててね。」
「……」
―しぃ―――ん―
「(馬鹿だ…)」
「(何て迷惑な鬼ごっこだ)」
「(雲雀先輩が鬼なのは似合ってるけど。)」
「(っていうかそんなくだらない事に巻き込まれてるのか?)」
クラスの生徒達はそんな事を考えていた。
「……で?ナマエは?」
全員「そこの天井の中です。」
「……」
―ガタガタッ―
皆が薄情した瞬間に煩くなった天井。
きっとナマエが逃げようとしているんだ。
「逃がさないよ。」
―ガタンッ―
『オキョ――!!!!』
天井の中に雲雀が入って来て驚くナマエ。
慌てて逃げようとした…
が、
―ガシッ―
『っっ!!!!』
―ズル―――ッ―
『いやぁぁぁぁ』
足首を掴まれ、ナマエは雲雀に引きずり出された。
「ふぅ。ナマエ、捕まえた。」
『畜生…お前らぁぁぁっ!!!!!』
天井の中から出てきたナマエはホコリだらけで、皆笑いを堪えている。
『笑ってんじゃねぇぇ!!覚えてろよ…男子は息子潰して女子は硬くなるまで乳揉んでやる!!!!』
全員「!!!!!」
「じゃあ応接室に帰るよナマエ。」
『覚えてろよー覚えてろよー』
呪文のように恨みを呟くナマエを抱き上げて雲雀は教室を出ていった。