嫌われ番外編
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結局、あたし達は雲雀恭弥の仕事に利用されたみたいだ。
あたし、今日…何したかったんだっけ…?
「クフフ…では、僕達も帰りましょう。」
「ナマエー!!また遊んでくらさいね!!」
『アハハ…はい、また。』
「…じゃあ。」
『はい、気をつけてくださいね。』
「クフフッ。ナマエ、また遊びに行きますね。」
『さようなら。』
黒曜の生徒は、それぞれスーパーの袋を持って楽しそうに帰った。
「じゃあ、俺らも帰るか。」
「そうだね。…じゃあね。」
『…はい。』
結局、街案内…あまりできなかったな。
「ナマエ、悪かったな。案内出来なくてよ。」
『あ…いえ。その…』
「?」
『今日は、ありがとうございました。楽しかったです。』
「……」
きっと、
この任務の中で
あたし達が協力して戦ったりするのは
今日だけだと思う。
『もう、こうして一緒にいる事はないと思いますが…あたしは良い思い出です。』
「ナマエ…」
「ナマエ、ちゃん」
「ナマエ…オメェ…」
『じゃあ、また学校で!!』
―ダッ―
あたしは、後ろを振り向かないで走った。
涙が出そうでたまらなかった
もっと一緒にいたいとか
また一緒に戦いたいとか
そう思うばかりで…
『任務…がんばろ。』
そして、任務が終わったらまた今日みたいに一緒に戦いたい。
終り