嫌われ番外編
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『いや、いいいいいいですよ!!ホラ、皆さん遊ぶんでしょ?あたし、適当にまわりますから!!』
休日まで、任務をやりたくない。
「別に俺ら、用事とかねぇし。なぁ?」
「俺にふんなよ!!!!俺は、10代目が良いなら。」
「え?ちょっと、俺にもふらないでよ…俺は…」
『……』
10代目、あたしの事嫌いですよね?
だったら断って遊んでてください。
ここで10代目の親切心を発揮しないでください。(切実
「良いんじゃない?案内してあげようよ。」
『……』
めまいが…
「うっしゃ。んじゃあ行くか!!」
『わっ、』
山本武は(あたしが逃げないように)あたしの腕を掴んで歩いた。
「ナマエっ」
『?』
獄寺隼人が、通りすぎに小声で
「わりぃな」
…と、言った。
『…いえ。ありがとうございます。』
そういえば、任務の間に10代目達と歩くなんて今日だけかもしれない。
「ここが、サイゼリ○な。並盛生の溜り場だな。」
『…学生らしいですね。』
相変わらず、山本武は説明が下手だ。
「あ、あとあそこはゲーセンな。あそこはあまり居ない方が良いぜ。」
『…どうして?』
特に、理由が気になったわけではないけど…会話の流れだね。うん。
「あそこはよぉ…」
『?』
説明しようとした山本武が固まった。
隣を見ると10代目も獄寺隼人も…
あたしはゲーセンの方に目をやった。
「あっ!!ナマエらびょん!!」
『っ、犬!?』
「おや、皆さんおそろいですか…クフフ」
「…暇な奴ら。」
ゲーセンから出てきたのは黒曜生。
犬はあたしに飛び付いてきた。(結構痛いんですよ。)