嫌われ番外編(千種夢)
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「まさかアンタと戦う事になるとはね。」
『…あたしにも、譲れない物があるんです。千種君、手加減しませんよ。』
どうして、こんな事になったのか…
説明するのも面倒…
今日はスーパーで肉が特売日だった。
肉好きな犬がいる中での家計では結構助かるから、俺は夕方にそのスーパーに面倒だけど行った。
理由は犬に頼むと帰り道に生で食べるから。
骸様は、立場が上だからという理由もあるけど…あの人の場合、“クフフ…安い肉なんか食べられません”なんて言って高いのを買って来そうだし。
だから、面倒だけど並盛の方のスーパーまで行った。
「いらっしゃいませー。」
まだ特売をやるまで時間がある。
今のうちに他の物も見ておこう。
『…あれ?千種君ですか?』
「……あぁ、アンタ…」
確か、ミョウジナマエだっけ?
『偶然ですね。』
「何、そっちも買い物?」
お互い、制服なのにスーパーで買い物なんて結構面白いと思う。
『はい、一人暮らしをしてて、生活が…』
「…あぁ、」
厳しいんだ。
そりゃあ…そうだよね。
女って無駄に金使うし。
『千種君も?』
「俺の所はあの二人もいるからね。特に犬が食べるから食費がヤバイ。」
『あー…食べ盛りですか…』
…おかしい。
何、この主婦みたいな会話