嫌われ番外編(ディーノ夢)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『あたし、誰かの為に体を張るのって素敵だと思います。』
「……」
『ディーノさんも部下の為にボスとして頑張るんじゃないですか?』
「…あぁ。そうだな。」
『じゃあ、あたしはこれで。』
ナマエは岩からおりて、帰ろうとした。
「っ、ナマエ!!」
『?』
「俺、もっとしっかりした男になっから、そしたら…リボーンの為に生きるナマエを…守っても良いか?」
『……』
俺に振り向いてくれるなんて期待してるわけじゃねぇ。
ただ、俺はリボーンを好きでいるナマエが辛い時は守ってやりてぇ…そう思った。
『…でもあたし、リボーン一筋ですよ?』
「わかってる。」
『優しく…接する事が出来ないかもしれない。』
「それでも良いから。」
『殺しちゃうかもしれない。』
「何でも受け止めるから。」
『…利用、するかもしれない。』
「それでも…頼ってくれるなら。」
『…バカみたい。あたしは絶対にリボーン以外を愛さないのに。』
「それでも、俺は俺なりに…」
愛したい
『プッ。…では、まずは頼れるくらい強くなってくださいね。』
「……」
少し気を許してくれたかのような笑顔。
「あぁ、必ずな。」
それ以来、俺とナマエはいろんな意味で信頼があると思う。
もう、あれから半年か…
『ディーノさん?』
「ん?」
『何かぼーっとしてましたよ。』
「あぁ、ちょっと思い出に浸ってた。」
『おじさんみたい。』
「なっ!!」
なぁ、俺はまだまだ頼りねぇけど…
「ナマエ、いつでも頼れよな。」
『頼れる人になったら。』
いつか、ナマエの支えになっからな。
終わり