嫌われ番外編(ディーノ夢)
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「お、オイッ!!待てよ、此処から行くのか!?」
『嫌なら待っていてください。』
そう言ってナマエが入ろうとしているのは…天井の中。
「ホコリだらけだな…」
『マスクは持っていないんですか?』
「必要なら言えよ!!」
ナマエはちゃっかり、バンダナをマスクにしてつけている。
『では、行きますよ。』
「お、おう。」
先にナマエが入って、俺も続こうとした。
―ズルッ―
―ドテッ―
『……』
「イテテ…ドジっちまった…」
『…待っていますか?』
「ま、待てよ!!行くから!!」
『このヘタレが…さっさとしろよ…』
「っ!?!?」
今、ナマエ…何か言ったか…?
怖くて聞けねぇ…
―ズリッ、ズリリ―
一人の人間が入れる幅の所を暫くずりながら進んでいる。
『…ディーノさん。』
「何だ?」
『もう少しでボスのいる部屋につきます。ディーノさんは此処で大人しく待っていてください。』
「…わかった。」
正直、俺も参加したかった。
でも同時に、ナマエの力も見たかった。
「…アイツか?」
『シッ。』
唇に指を当てて、ナマエは黙って頷いた。
そして、気付かれないように口パクで
“いってきます”
だけ言った。
「……」
―スタッ―
『……』
椅子に座り、酒を飲むボスの後ろからゆっくり近付くナマエ。
正直、驚いた。
まさか此処まで気配を消せるとは思ってなかった
あぁ、こりゃあリボーンが認めるだけの事はあるよな。
もう少し…
あと少しで殺れる。
「ハックション!!」
『っ!!』
「だ、誰だ!?」
あぁ、ドジった…