嫌われ番外編/文化祭後編
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結構良い誤魔化し方だと思う。
本当の王子が出れば良いんだ。
「俺れすよー!!」
「バカっぽいから却下。」
―バキッ―
「キャンッ!!」
『ちょっ!!』
何しているんですか!?
「やっぱり君たちに任せた僕が馬鹿だったよ。」
『えっと…王子は…』
「仕方ないから僕が「俺がやる!!」」
名乗り出たのは制服をスーツのように着た獄寺隼人。
た、頼むからこれ以上問題は…
「何?出しゃばるなよ。」
「テメェこそ…これは俺らのクラスの演技だからテメェは関係ねぇだろ。」
「ふぅん。僕に逆らうの。」
あぁぁぁぁあ。
戦闘モードですか。
そうですか。
こうなったら…誰か変わりを…
見渡してみるけど、あたし…知り合いって居ないし…
「委員長ぉぉぉっ!!!!超輝いてます!!」
「最前列は俺達がとりましたから!!!」
「カメラバッチリです!!」
「5カメラありますよ!!!!」
……あれ?
これって…雲雀恭弥の演技じゃないよね?
最前列はリーゼントしかいない。
怖い怖い
…ん?
リーゼントの後ろで…
焼きそば食べてるのって…
千種君?
『王子!!そこにいたのですね?』
「……?」
あたしはいそいで舞台を降りて、千種君の所へ行った。
『王子、見付けました。』
「は?」
あぁ、面倒な事に巻き込まれたって顔してるよ。
『お願いです、あたしに合わせてください。』
「……」
『……』
「俺を見つけ出してくれた姫…どうか一緒に踊ってください。」