嫌われ番外編/文化祭後編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「シンデレラが来ると私達が恥ずかしいわよ。ねぇ、お姉さま?」
「え、えぇ…そうよね。」
10代目は緊張しているのかな…
「シンデレラは大人しくゴミを片付けてな。」
山本武がそう言うと三人は、その場を去った。
『あぁ、あたしも王子を一目見たい…一緒に踊れなくても、一目だけ…』
そういえば、千種君はどうしたんだろ。
チラッと六道骸の方を見れば…
衣装(王子)に着替えてる!?!?
本当に勘弁してください。
でも、犬の物とは違う。
あ。雲雀恭弥が六道骸に近付いた。
「クフフー♪恭弥ー。」
―バキッ―
「僕に近付くな。気持悪い。」
うわぁ…
トンファーが今、モロに入った…
「オイ。シンデレラ。」
『はい?』
後ろを振り向くと、そこには魔女の格好をした獄寺隼人。
『どうしたんですか魔女さん。』
「は?アホか。魔法使いだから。」
『……』
ヤバい…あたし、ずっと勘違いしていた。
だって…魔法使いとか可愛い役じゃなくて魔女とかちょっと悪い役がその格好には似合っているから…
「シンデレラ、城へ連れて行ってやるからかぼちゃとネズミを用意しな。」
『はぁ。』
さっきまで練習してたのに…ふっきれたのかな?
舞台裏からかぼちゃとネズミ(玩具)をとろうとしたら、犬がネズミ(玩具)で遊んでいた。
『すみません、劇で使うので…』
「びょん!!じゃあ俺の出番もう少しれすね!!」
『はは…』
六道骸もやる気らしいですけど。
『用意しました。』
「じゃあ魔法かけっから。」
獄寺隼人(魔じ…魔法使い)がまた適当な呪文を唱えると、煙が出ていつの間に作ったのか、ダンボールで作られた馬車と馬が出てきた。
「じゃあ、シンデレラもその服をドレスに変えてやる。」
獄寺隼人がそういうと、再び煙が出た。
早く着替えなきゃ…