デート(リボーン夢)/喜狂番外編
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「ナマエも何で、ディーノに協力したんだ。」
『任務に付き合う代わりに、何でも奢ってくれるって言うから…』
あぁ、だから服屋に居たのか。
『リボーンとのデートで着る服が欲しくて。』
ナマエちゃんって時々残酷だよね。
「デートで着る服なら、俺が買ってやる。他の男からの貰い物なんか俺とのデートで着るな。」
『リボーン…愛してるぶふぅっ!!』
「ナマエちゃん鼻血出てる!!」
あぁ俺、ナマエちゃんって落ち着いていて優しく笑う印象だったけど、実際はリボーン相手に鼻血出すショタコンなんだ。
『ディーノさん、もう帰って良いですか?』
「え、いや、デートってこれからだよな!?」
『ディーノさん相手なら、きっと大丈夫ですよ。』
「えっ…(ドキンッ)」
『夜日本に到着するように時間を組んで、ちょっと高いホテルでも連れて行けば良いじゃないですか。』
「え…(ガーン)」
上げて落としたぁぁっ
ディーノさんダメージでかそう!
『ねぇ、リボーン。』
「何だ。」
『新作のケーキを作ろうと思うんだけど、今日食べてくれる?』
「良いぞ。」
『じゃあ、買い物して行こう。』
「あぁ。」
え、本当にディーノさん置いて行っちゃうの!?
すっっごくしょんぼりしてるよ!?
「あ、あの、ナマエちゃん!」
『はい。』
「その……任務、途中で放棄しちゃって良いの?」
「ツナ…」
ディーノさんが、潤んだ目で見つめてきた。
だって、そんな落ち込んでたら放っておけないし。
『任務放棄、ですか。』
おっ。
食いついた。
ナマエちゃんってやっぱり忍だから、放棄って言葉が嫌みたいだ。
『10代目、そろそろ新しい服とかゲームとか欲しくないですか?』
「え、まぁ、ゲームとか欲しいけど。」
『ではディーノさんに買って貰うと良いですよ。』
任務あっさり放棄したーっ!
しかも押し付けられた!
『では、急ぐので失礼しますね。』
「ツナ、夕飯までには帰れよ。」
「……」
行っちゃった。本当に。
「うっ…ナマエ…うぅっ」
うわぁ、ディーノさん泣いちゃったよ。
面倒くさいなぁ。(本音)
「あの…ディーノさん、家に来て夕飯食べますか?」
無言で頷いたディーノさんは、ゆっくりと歩き出した。
ナマエちゃんは誰よりもリボーンが優先で、リボーンもナマエちゃんに対して強い独占欲があるんだな。
(羨ましいようで、迷惑なカップルだ)
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