デート(リボーン夢)/喜狂番外編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
今日は日曜日だし、のんびり過ごそう。
いつもは山本や獄寺君と遊ぶけど、今日は1人で居たい気分だ。
「おいツナ、ちょっと付き合え。」
「なんだよ、リボーン。」
「出掛けるぞ。」
リボーンがこうして外へ誘う時は、大抵嫌な事に巻き込まれる。
面倒くさいな。
「嫌だよ、俺は今日家でのんびりするんだから。」
「悪い、もう一度言え。」
「だから、今日は家で…いだだだだだ!!」
今!
腕逝った!
絶対曲がっちゃいけない方向に逝った!!
「ちょっと付き合え。」
「わがりまじだ…」
「さっさと支度しろ。」
何なんだよ全く。
俺の日曜日が消えたよ。
「ったく、俺を連れ回すならナマエちゃんでも誘ってあげれば良いのに…」
「おい、ごたごた言ってねぇで早くしろ。」
「わ、わかったから銃向けるなよ!」
支度と言っても、靴下履いて財布を持つだけだ。
「支度できたけど。」
「じゃあ行くぞ。もたもたすんな。」
「…わかったよ。」
それにしても、何かリボーンの奴そわそわしてないか?
一体、何処に連れて行こうとしてるんだろ。
―――…
「良いかツナ、気配を出来るだけ消せ。アイツらは見た目はああだが、気配には敏感だからな。」
「む、無茶言うなよ…」
「黙れ。やれと言ったらやれ。」
「自分勝手だな!俺は乗り気になれないし。」
「静かにしろ。」
「もう、こんな事やめようよ…」
ナマエちゃんとディーノさんの尾行、なんて。
『この服とかどうですか?』
「んー、俺はもう少し女らしい格好が良いと思うけどな。」
『ワンピースとか?』
「そうだな。」
どこのブランドかわからない店で服を品定めするナマエちゃんとディーノさん。
それを尾行する俺達。
「何でこんな事しなくちゃいけないんだよ。」
「その前に、ナマエがディーノの野郎とわざわざ日曜日に出掛けてる事に疑問を持て。」
「疑問って…別に、仲が良いんだし、特に問題ないだろ。」
リボーンの視線が痛い。
だって、ナマエちゃんとディーノさんはイタリアで一緒に修行した仲だ。
遊ぶくらい、全然不思議じゃない。