ヤキモチ(京子夢)/思春期番外編
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「あの、ナマエちゃんもこっち来て一緒に食べようよ…」
『行かない!!』
「10代目、ナマエなんて放っておけば良いんですよ。」
『京子ぉー京子ぉー』
「き、京子ちゃん…呼んでるよ?」
「知らない。」
まさか、京子がここまで怒るなんて思わなかったの。
ねぇ、京子。
こっち向いて、笑ってよ。
「きゃっ」
「わっ、ナマエちゃん!?」
京子を後ろから抱きしめた。
野郎共はだらしなくポカンと口を開けている。
『京子、京子。ごめんなさい。お願いだからシカトとかしないで。寂しいよ。』
「……」
『殴っても蹴っても斬っても良いから、シカトだけはしないで。あたしに笑顔見せて。』
「……」
『好き、大好きなの。ねぇ京子。』
あたしが京子に自分の想いを伝えていると、サワダツナヨシ達の顔がみるみるうちに真っ赤になっていく。
気持ち悪い。
「ナマエちゃん。」
『っ、京子!』
「涙流しすぎだよ。はい、拭いて。」
『うっ…うぇっ…京子ぉっ』
京子があたしに笑ってくれた。
ハンカチまで貸してくれた。
良かった、話してくれた。
「お弁当持ってきてる?」
『う゛ん』
「じゃあ一緒に食べよう。」
『ずびっ…うんっ』
サワダツナヨシ達と食べるのは不愉快だけど、京子からの誘いだ。
断らない。
「あの、さ…京子ちゃんもナマエちゃんも、喧嘩してたの?」
『サワダツナヨシには関係ない。』
「(冷たっ)」
「ナマエちゃん。」
『なぁに京子?』
「(態度変えんの早っ)」
「もう私の前で、他の人とイチャイチャしないでね。」
『京子…』
京子、それって、
「何だ笹川、ヤキモチ妬いてたのな。」
野球野郎は黙れ!
「さぁね。」
あぁ、京子可愛い。
好き好き好き大好き!
『京子、チューしたい。』
「場所をわきまえろバカ!」
『黙れホモ野郎!』
「そうだね。場所をわきまえようね、ナマエちゃん。」
『そ、そんなぁ。』
京子が、あたしの頬に触れた。
「気が乗ったら、後でしてあげるね。」
『~っ!!』
鼻血が出るかと思った。
(無事に仲直り!)