嫌われ番外編/文化祭前編
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一方
「骸さん!!」
「おや。犬、いつもより遅かったですね。」
「見てくらさい!!シンデレラれす!!」
「……」
「犬、骸様が困ってるから。」
「うるせぇ眼鏡!!!!今説明すっから黙って聞いてろびょん!!」
「…と、いうのが犬の骸様への本音です。」
「クフフ…」
「ち、違いますよ!!とにかく聞いてくらさい!!」
「そうですね、聞くだけ聞きましょう。つまらなかったら…わかっていますね?」
「う…えっと、あの…この台本、ナマエのなんれすけど…文化祭でシンデレラやるみたいなんれす。」
「おや。」
「……」
「それで、明後日みたいな事が台本に書いてあるし、ナマエの演技見たいのれ…行きませんか?」
「そうですねぇ…明後日は特になにもなく、暇ですし…良いですよ。台本見せてください。」
「はいれす!!」
―パラッ―
「おや?王子役は…知らない方ですねぇ。」
「そうなんれすよ。ウザイれすよねぇ!!」
「クフフ…そうですねぇ。」
「王子役がいなくなったら、急遽変更になるんじゃ…」
「…クフフ」
「びょん!!」
「千種、良い考えですよ。」
「……」
「俺、王子役やりたいれすー♪」
「クフフ…面白い事になりそうですねぇ。」
『ハックシュン!!…ズズッ』
このクシャミが
風邪か、不吉なお知らせか…
『(今日はあたし、勘が冴えてないからなぁ…)』
続く