ヤキモチ(京子夢)/思春期番外編
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結局、骸と過ごしてしまった昨日。
あたしって、薄情な女なのかな。
いやでも、京子はきっと許してくれる!
『京子、おはよ!』
教室に着いたらもう京子は居た。
いつも通り抱きつこうとする。
「ツナ君、おはよう。」
『へ…』
「京子ちゃん。おはよう。」
抱きつこうとしたら、避けられた。
しかも、シカトされた。
「ねぇツナ君、たまには私も一緒にお昼ご飯食べて良い?」
『!?』
京子、まさかめちゃくちゃ怒ってる?
「う、うん!勿論!」
『うげっ』
ま、まぁ…
そりゃあ京子が誘ったんだし?
サワダツナヨシが浮かれるのも仕方ない。
でも、京子。
それはあたしにとって酷い仕打ちでしかない。
『あの…京子…?』
「じゃあツナ君、授業移動だから行こう。」
「うん!」
モロにシカトだ。
どうしよう、予想以上に怒ってる。
『京子ぉ…』
放置プレイなんて、あたしには耐えられない!
『き、京子…』
「ツナ君、この実験道具片付けておくね。」
「ありがとう。」
『京子ぉー』
「ツナ君、何読んでるの?」
「あ、その…ジャンプ…」
『きょーこぉー』
「ほらツナ君、屋上行こう。」
「え、あ…うん。」
あたしが京子を呼ぶ度に、サワダツナヨシがこっちをチラチラと見る。
お前は呼んでないんだよバカ!!
「ふふっ、晴れてて良かったね。」
「う、うん…そうだね。」
「なぁなぁ。」
「何?山本君。」
「あれってナマエだよな。放置してて良いのか?」
「ブッ!!んな、何してんだよナマエ!気持ち悪いな!」
『うるさいホモ野郎!』
屋上の扉から、顔を半分だけ出して京子を見つめてたら、野球野郎とホモ野郎に見つかってしまった。
京子は気付いてる筈なのに、背中を向けたままだ。