一週間(雲雀夢)/死ぬ気ヒロ
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月曜日
今日は雨が降っているけど、珍しくナマエは学校に来た。
いつもなら来ないのに。
放課後になるとナマエはいつも通り応接室に来る。
『恭弥、見てみてー!てるてる坊主作ったの。』
「随分目つきの悪いてるてる坊主だね。」
『恭弥の顔だからね!』
「……」
『恭弥と、ツナと、私のてるてる坊主飾っておくね。』
何で僕とナマエの間に沢田綱吉がいるの?
「ナマエ…」
『あ、そういえばさ恭弥、大きい布無い?』
「…布?」
『あ、このカーテンで良いや。』
ナマエが応接室の白いカーテンをぐいぐいと引っ張る。
僕も、らしくもなくその行動に固まってしまった。
「ちょっと待って。布なら用意するから。カーテンはやめて。」
『え?良いよ、コレで。』
それって遠慮?
「それはダメ。だいたい、何に使うの?」
『ツナをてるてる坊主にするの。』
「怖いね。」
『興奮すると思う。』
下半身が出てるだけだよ。
あ、ナマエには十分か。
『じゃあねー!ありがとう!』
あ、カーテン持って行かれた。
「……僕にはやってくれないんだ。」
カーテンを剥がされた窓から外を見ると、沢田綱吉が見える。
ちょうどこれから帰るところ
らしい。
『ツナー!布用意できたから、てるてる坊主プレイやろう!』
「ゲッ、本気!?嫌だよ!」
『大丈夫、最後は気持ちよくなるから。』
「ならない!絶対嫌だ!」
『待て!逃げるな!』
「追ってくるなよ!ちょ、速っ…誰か助け…ぎゃあぁぁぁっ!!」
月曜日、応接室のカーテンが無くなった。