本当にあった怖い話し(ヴァリアー)
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って、いうかさ…
それ、私じゃね?
「きっと呪われてるんだ!あの台所で聞こえた声の女に!」
夜中に私、ウサギ跳びしてるんだよね。
「うししっ、じゃあ俺が聞いたのも同じだな。」
たぶん私も暇で廊下で匍匐前進してました。
「しかも俺は姿まで見た!あれはきっと、先月暗殺した女の霊だ!」
私だよ!
先月暗殺した女って、60くらいのおばさんじゃない!
ふざけないでよ!
「う゛お゛ぉぉい。」
『な、なによスクアーロ。』
「これはただ事じゃねぇぞぉ。」
『いや、それは私…』
「お祓いを雇えぇぇ!!」
『えぇぇっ』
そこまで!?
私の日々の行動がそこまで発展しちゃうの!?
「お゛いレヴィ。お前、姿を見たんだろぉ?」
「あぁ、あれは間違いなく幽霊だ。」
私だよ!
あの日は確か、カジノやりすぎてボロ負けしたからレヴィの財布からちょっとお金貰ったんだよね。
コイツ、財布の中身減った事気づいてないし。
普段あまり使わないからかな?
「しかも、その後気付いたんだが、財布の中身が減っていたんだ!丁度その女を暗殺した金額分!」
気づいてるぅぅぅっ
これは言い出しにくい!
っていうか、結構とっちゃったな私!
『で、でもさ考えすぎじゃない?今までは何ともなかったんだし。』
「レヴィとベルの証言だけじゃ足りないね。写真とかあれば金になるけど。」
『マーモン…?』
誰に売るの?
「でもまぁ、幽霊確定なんじゃね?あの声は、人間じゃねーし。」
悪かったな。
私だよ。
『ほら、建物の構成上音が鳴ったりすることってよくあるじゃない?風とか…だから、そんな気にしなくても』
「そうよねぇ。私だって今まで沢山の人を殺したけど、そんな事一度も経験した事無いわ。」
よし、ルッスーリアが味方についた!
マーモンも呆れてるし。
ベル・レヴィ・スクアーロが幽霊だって言っても、私とマーモンとルッスーリアが否定してればなんとかなりそう。
「た、確かに今まではそんな事一度も無かったが…」
ほらほら、レヴィが納得してきた。